不登校支援のスケボー教室新潟のどこ?情報と運営の高橋さんについて【朝日新聞】

VIVID スケボー教室 新潟 おすすめスポット

2025年2月20日の朝日新聞「子どもとスポーツ」にて、不登校の子 一緒に体動かそうをタイトルに、あるスケボー教室が紹介されました。

スケボー教室の特徴は、「スケボー×福祉」。

運営者の佐藤さんはスケボー教室とカウンセリングを合体させ、悩みを抱える子どもとその家族をサポートする教室を開催されています。

新潟県にあるこの施設についてや運営者の佐藤卓さんがカウンセリングとスケボー教室を始められた経緯について紹介していきます。

不登校支援のスケボー教室新潟のどこ?【朝日新聞】

朝日新聞子どもとスポーツでとりあげられたスケボー教室の名前と場所について

スケボー教室名:VIVID SKATE SCHOOL

【場所】

〒956‐0855
新潟県新潟市秋葉区滝谷本町2‐14
TEL:0250‐50-9076

2019年にオープンされ、現在(2025年2月時点)3歳から50歳代の生徒さんが約140人通われています。

今回スケボーの練習と並行して不登校児童の支援も行われていることで朝日新聞に取り上げられました。

教室は5クラス
週1回コース・週2回コースがある
※スペシャルクラスは週1回コースのみ

  • 小学生未満クラス
  • 初心者クラス
  • 初級クラス
  • 中級クラス
  • スペシャルクラス

入会金2,000円・年会費3,000円あり
初回無料体験や見学(無料)もあり

それぞれのクラス、週の回数により講習金額が設定してあります。

詳しくはこちら⇒VIVID SKATE SCHOOL公式ページ

カウンセリングとスケボーレッスン

VIVID SKATE SCHOOLの特徴は、スケボーの技術を教えるだけでなく、不登校児童のカウンセリングも行っているところです。

運営者の高橋卓(すぐる)さん。

悩みを抱える子ども達をサポートできないかと考え「スケボー×福祉」という考えのもと、教室を開かれました。

スケートボードを通じて、成功体験やコミュニケーション能力の向上を育んでいただきます。学校には行くことが難しくても「スケートボードならやってみたい」「日中行くところがない」など様々なお子様が利用していただいております。
カウンセリングの資格を持ったスタッフが親子様の相談やお子様とカウンセリングを行い問題解決を行っていきます。
引用:VIVID SKATE SCHOOL公式

公式ページでも紹介しているように、カウンセリングの資格を持ったスタッフの方が対応して下さっています。

このような教室を開催することになった経緯は、運営者の高橋卓さんのこれまでの経歴が関係していることが分かりました。

運営者の高橋卓さんがスケボー&カウンセリングを始めた経緯

運営者の高橋卓さんの過去の仕事は…

福祉施設での介護の仕事や引きこもりの人たちの就労支援だったそうです。

高橋さんは、20代の頃から10年以上も福祉課施設で働かれていた経験から、引きこもりの人たちの状況も実際に見て来られました。

そんな中で、悩みを抱える子どもたちのサポートが出来ないかと考え、趣味である「スケボー」と「福祉」を合わせたスケボー教室を開かれました。

また、高橋卓さんは数々の資格を取得されています。

  • メンタル心理カウンセラー
  • 上級心理カウンセラー
  • 社会福祉主事任用資格
  • 介護福祉士
  • 職業紹介責任者講習

高橋さん自身も心理カウンセラーの資格を2種類持たれており、生徒への対応をされています。

これまでに10人近い不登校児をサポートされたそうです。

不登校から脱した佐藤秀哉さんについて

この教室に通われた生徒、佐藤秀哉さん(16歳)。

この教室が出来たことを知った親に誘われ体験したことで通い始めたそうです。

佐藤さんは、小学2年生から同級生の冗談混じりの悪口に傷つき、不登校に。

昼夜逆転し、ゲームも一日18時間という生活もあったようですが、スケボーで技をクリヤーすることに集中し、無心になれたそうです。

高橋さんからカウンセリングも受け、悩みを聞いてもらったことで気持ちも楽になったと心境を語られています。

中学から通える日も増えていき、通信高校入学。

バイトも始め、お母さんは表情が明るくなったと変化を喜ばれています。

佐藤さんも、現在高橋さんのサポート役として小学生の指導に当たられているようです。

佐藤さんも、自分の経験からスケボーを通して子どもたちのサポートをしていきたいと夢を抱かれるようになりました。

佐藤さんが不登校を克服したことは、高橋さんのスケボーと福祉を併せた取り組みが実を結んでいるということを現しています。

スケボーから得る事

人間関係 仲間作り 礼儀  成功体験など得られる

スケートボード教室から人間関係を得て仲間つくりにつながり、楽しみや喜びを共有できます。

そして、必要な挨拶や礼儀などを通してコミュニケーション能力も得ることができますよね。

一人の世界から抜け出て多くの事を学べる環境と言えます。

教室名でもあるVIVIDとは、「鮮やかな」「生き生きとした」という意味。

佐藤さんは、楽しく個性と感性を育み生き生きとした日常を送ってほしいとの願いを持たれています。

不登校で悩みを抱える人の不安は本当に計り知れません。

子どもが楽しめる場所で、相談できる環境が整っているということは本当に心強いですね。

体験する前に…気を付けないといけないこと

神戸親和大学の松田恵示学長より

神戸親和大学の松田学長は、朝日新聞の同紙面にて

スポーツを強要すべきではない
本人の意欲が出てくるまでは、待つ姿勢がもとめられる

という点に気を付けるよう呼びかけられています。

まずは、お子さんをしっかり観察し、今何をしたらよいのかをしっかり考えていくことが大切です。

まとめ:不登校支援のスケボー教室新潟のどこ?情報と運営の高橋さんについて【朝日新聞】

不登校支援のスケボー教室は新潟のどこ?情報と運営の高橋さんについてと題して記事をまとめました。

  • スケボー教室の名前は、VIVID SKATE SCHOOL
  • 場所は、新潟県新潟市秋葉区滝谷本町2‐14で、連絡先TEL:0250‐50-9076です。
  • 不登校で悩みをかかえている本人や家族に対し、スケートボードの技術指導と並行してカウンセリングも行っている
  • 運営者の高橋さんは、カウンセリングの2種類の資格を持たれており、カウンセリングに当たられています

不登校で先のみえないご家族やご本人のひとつの選択肢として、こういう活動もあるということを知ってもらえたらという思いです。

ただ、無理やり参加することは、症状を悪化することになりかねますので、ご本人の様子をしっかり観察しよく相談されることをお勧めします。

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