ソルトコーディネーターとして知られる青山志穂(あおやま しほ)さん。
NHK「おとな時間研究所」に登場し、その深い塩の知識と情熱が話題を呼んでいます。
日本でも数少ない“塩の専門家”として活躍する青山さんとは、いったいどんな人物なのでしょうか?
この記事では、青山志穂さんのプロフィールや経歴、塩にハマったきっかけ、そして現在の活動内容を詳しくご紹介します。
青山志穂:プロフィール
明日、JFNのラジオ番組「THE G.O.A.T」にゲストさせていただきます☺️
— 塩の専門家 ソルトコーディネーター青山志穂 (@salt_sol_sale) June 20, 2024
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地域で放送日時が変わるようなので、詳しくは番組ホームページをチェックしてくださいませ📻 https://t.co/jq6dLFJzKq
青山志穂(あおやま しほ)さんは、1977年生まれの48歳(2025年時点)!東京都中央区の出身でソルトコーディネーター!
- 名前:青山志穂(あおやま しほ)
- 生年:1977年生まれ
- 年齢:48歳(2025年時点)
- 出身地:東京都中央区
- 肩書き:ソルトコーディネーター
- 所属:一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会 代表理事
シニアソルトコーディネーター - 学歴:慶応義塾大学総合政策学部卒業
※大学で異文化コミュニケーションを専攻(上海の復旦大学への留学経験あり) - 初期キャリア:カゴメ株式会社入社
- 主な活動:塩の専門講座・講演・執筆・商品監修など
年齢が48歳となっていますが、画面越しに拝見するお姿は、もっとお若く30歳代後半といってもよいほど。
説得力のあるトークで、周囲の人たちを引き込む雰囲気もありますね!
青山志穂:幼少期からの生い立ち
幼少期から料理好きの母の影響で、さまざまな国の家庭料理を食べて育った青山さん。
「食べることが大好き!」という気持ちは、自然と彼女の人生の軸になっていきました。
大学では異文化を学びながら、食文化の奥深さに触れる機会も多く、留学先の上海で多様な味覚や食習慣に感銘を受けたといいます。
その経験が、“塩の世界”にのめり込む原点となりました。
なぜ青山志穂さんは「塩の沼」にハマったのか?
青山志穂さんが塩の世界にのめり込んでいった理由は、いくつもの偶然と発見が重なったからだといいます。
青山志穂:転機や転身
体調不良から退社⇒沖縄への移住を決めた
青山志穂さんは、大学卒業後は、カゴメ株式会社に勤務。
営業・商品開発・マーケティングなどに関わられていました。
YouTube動画での配信では、本当に仕事が楽しくて楽しくて…と話されていました。
しかし、楽しかった分、頑張りすぎて体調を崩されたことで2007年頃退社されたそうです。
退社をきっかけに、沖縄への移住を決心され行動されます。
この時は、まだ、塩を研究するということになるとは思っていなかったようです。
沖縄移住後の2008年頃、体調を考えながら暮らす中で出会ったのが”塩”だったのです。
青山志穂:塩の沼にハマったきっかけやモチベーション
会社を退職し、心機一転で向かった先は沖縄!
温暖な気候と海の香りに包まれる中、偶然出会ったのが
塩専門店「塩屋(まーすやー)」
海水から塩を生み出す職人たちと触れ合ううち、青山さんは、塩が”単なる調味料”ではないことを知ります。
青山さんが、なぜ塩の魅力にどんどん惹かれていったのか…見ていきましょう!
「食べ物の味が変わる」という実感からの好奇心
同じ料理でも、使う塩の種類によって風味や余韻がまったく異なることに衝撃を受け、その理由を
知りたくなったという発言が複数のインタビューで登場しています。
データを集め分析する”オタク心”的アプローチ
塩のミネラル成分や味の傾向をエクセルデータベース化して比較したり、味覚との相関を探る、と
いうような手法を自ら語っており、理論・数字で味を紐解くことへの探求心があったようです。
ユニークな生産者との出会い・バックストーリーに引かれた
「儲かるわけでもないのに塩作りを選ぶ人たち」「地域の風土との関わりで塩を作る人たち」のス
トーリーに魅かれたという言葉があります。
また、あるインタビューでは沖縄移住後、偶然”塩屋”の社長と意気投合し、塩業界を盛り上げてい
くことを頼まれたことが転機になったとも語られています。
著名シェフのアドバイス理論との出会い
山形のイタリアン、アル・ケッチャーノの奥田政行シェフとの対話が転機になったという証言があ
り、自分の知識を料理や食材の理論と結びつけてもらったことで、使い道が見えてきたという記憶
を語っている記事があります。
自身の体調生活を見直す中での気づき
過労などで体調を崩したことを機に、より穏やかな暮らしを求めて沖縄に移住。
その後のんびり暮らす中で出会った「塩の仕事」に惹かれていったといわれています。
また、著書「免疫力を高める塩レシピ」では、”良質な塩を適量使うことが体のミネラルバランス
維持につながる”という考えを打ち出し、健康・身体と塩の関係にも関心を持っている様子が見え
ます。
そんな、青山志穂さんがついにソルトコーディネーター協会まで設立されました!
青山さんの活動や養成講座について簡単な紹介をします!
青山志穂:活動や養成講座について
青山さんの”塩を伝える/塩を使う”活動は、多岐にわたります。
メディア・啓蒙・講演・セミナー
- 全国(沖縄・東京中心)を飛び回り、企業・自治体・学校・飲食店などで講演、研修、セミナーを担当。
塩の基礎知識や使い分け、食材との相性、地域の塩事情などをテーマにされています。 - 雑誌、新聞、WEBメディアでのコラム・連載記事も担当。
塩に関するコラムも連載されています。 - テレビ・ラジオ出演
情報番組・料理番組・健康番組などでも、塩の使い方・選び方を解説。 - YouTube 「志保の塩チャンネル」など動画配信を通じて、日常に落とし込んだ塩の知識を伝えています。
商品企画コラボレーションブランディング
- 有名シェフや料理人とのコラボレーションで、塩をテーマにしたイベントや料理企画を展開。
- 食品メーカーや地域企業との商品開発に関わる。例えば、オリジナル塩商品のブレンドとプロデュース。
- 塩専門のセレクトショップ「MINERAL STORE」を運営。(塩コレクション販売)
- ワークショップ形式で「私の塩を作る会」など、参加者と共同で塩作り体験イベントを開催。
養成講座:日本ソルトコーディネーター協会(一般社団法人)
2012年に設立し、運営。
代表理事として、塩のプロ人材(ソルトコーディネーター、シニアソルトコーディネーターなど)の育成制度を整備・展開。
協会では、「ソルトコーディネーター養成講座」などを通じて、全国の受講者に塩の見分け方・使い方・産地の知識を教えています。
青山さんの講座からは、「減塩ではなく”敵塩”を楽しむ」という言葉が良く出てきます。
それは、塩を敵視するのではなく、自分の舌で”おいしい”と感じる塩加減を見つけるという考え方。
「塩を知ることは、自分の体と向き合う事でもあるんです」と話されています。
【ソルトコーディネーター養成講座:料金・形式・期間など】
ジュニアソルトコーディネーター 55,000円
ソルトコーディネーター(中級) 88,000円
シニアソルトコーディネーター(上級) 165,000円
【開講期間・スケジュール例】
- ソルトコーディネーター(中級)の講座は、2025年10月に 3回講義+テスト解説 の形式で開催。
各回は午後 13:00〜17:00 の時間帯で、オンラインで実施。 - ジュニアソルトコーディネーター講座も、2025年10月に 3日間(2回講義+試験/解説)で開催。
各回 9:00〜12:00 のオンライン形式。
講座はオンラインで受講でき、全国から参加可能です!
※講座についての料金・開催については2025年10月時点の情報です
あるとき、同じ料理でも”塩を変えるだけで味が全く違う”ことに気づいた青山さん。
なぜ?という疑問から人生をかける研究テーマになるとは…その時想像もしなかったそうです。
青山さんが歩んできた”塩の道”は、食の世界に新たな視点をもたらしました。
まとめ:青山志穂のプロフィールや経歴!塩にハマったきっかけや活動・養成講座【おとな時間研究所】
- 青山志穂(あおやま しほ)さんは、1977年生まれの48歳(2025年時点)!東京都中央区の出身でソルトコーディネーター!
- 慶応義塾大学総合政策学部卒業後、カゴメ株式会社入社し、開発やマーケティングに関わるが、体調を崩し退社
- 青山さんは沖縄移住後、体調と向き合う中で出会ったのが地域でいろいろな種類が作られている”塩”
- 青山志穂さんは、塩が”単なる調味料”ではないことを知る
- 塩の種類で料理の味が変わることに気づき、塩の研究を始めどんどん塩沼にハマっていく
- 日本ソルトコーディネーター協会を立ち上げ、塩のプロを養成している傍ら、啓もう活動、商品開発など携わる
NHKおとな時間研究所では、そんな青山志穂さんの塩に込めた想いや、生き方そのものが語られることでしょう!