雪景色の中にぽつんと佇む小さな食堂。
どこか懐かしく、でも一度足を踏み入れたら心がほどけていく…
そんな世界観のドラマ「まぐだら屋のマリア」が放送されます。
原作・キャストともに注目度が高く、SNSでも話題になっていますね。
今回は、物語の中心となるキャストやドラマのあらすじ、そして気になるロケ地について調べて見ました。
これから視聴しようか迷っている方にも、世界観を知ってより楽しみたい!という方にも、参考になる内容になっています。
まぐだら屋のマリア:原作と作品情報
原作は…
原田マハさんの同名小説「まぐだら屋のマリア」
『まぐだら屋のマリア』は、数々のヒット作を生み出してきた原田マハさんの小説を原作としています。
原田さんは“人の心の奥”を丁寧に描く作風に定評があるため、このドラマでもじんわり胸に染みる人間ドラマが期待できます。
原作でも料理と人との結びつきが温かく描かれており、ドラマ化の発表時点から注目度が高かった作品です。
テーマは「料理 × 癒し × 再生」
物語の舞台は、雪に閉ざされた小さな町・尽果(つきはて)。
その町の一角にある食堂「まぐだら屋」では、訪れた人が自然と心の鎧を外してしまうような、優しい時間が流れています。
料理がただの“食事”ではなく、心をほぐし、再び生きていく力を与える“象徴”として描かれているのが本作の大きな魅力です。
落ち着いた映像美や、静かな癒しを感じられる世界観が好きな方には、特に刺さる物語になっています。
まぐだら屋のマリア:キャスト紹介
尾野真千子(有馬りあ/マリア役)
主人公・りあを演じる尾野真千子さんは、感情の揺れを繊細に表現する実力派。
りあは食堂「まぐだら屋」を営む女性で、明るくて気遣いができる一方、過去に大きな傷を抱えている人物です。
作り手としての優しさと、どこか影を感じさせる存在感が、物語全体を包み込むような温かさを生み出します。
藤原季節(及川紫紋役)
藤原季節さんが演じる紫紋(しもん)は、東京の料亭で修業していた板前。
仕事に誇りを持ち、腕も確か。しかし、ある事件をきっかけに大きく心が折れてしまい、すべてを投げ出して尽果の町へ逃げ込むように流れ着きます。
紫紋の “壊れてしまった心” と “料理への情熱” のバランスが、物語の中でも大きな軸になり、視聴者の感情移入ポイントにもなりそうです。
【そのほかの出演者】
坂東龍汰、岩下志麻、中嶋朋子、田中隆三、尾美としのり、斉藤陽一郎など、名脇役から若手まで実力派が揃っています。
全体的に落ち着いた雰囲気のキャスト構成になっており、物語の深みをしっかりと支えてくれそうです。
まぐだら屋のマリア:あらすじ・見どころ
【食堂「まぐだら屋」がすべての物語の中心】
「まぐだら屋」は、一見すると普通の小さな食堂ですが、訪れた人たちはどこか救われたような気持ちになって帰っていきます。
マリア(りあ)の料理には不思議な力があり、食べる人の心の温度がじんわり上がっていくような優しさがこもっています。
雪深い尽果の町で、この食堂が人々の“避難場所”のような役割を果たすのが、このドラマの大きな魅力でもあります。
【板前・紫紋の変化と再生】
紫紋は東京から逃げてきた青年ですが、最初は心を閉ざし、やる気もなく、ただ日々を消費しているような状態。
しかし、「まぐだら屋」でマリアと出会い、彼女の料理に触れ、自分がかつて大切にしていた“手で作る価値”を少しずつ思い出していきます。
やがて紫紋は、食堂を手伝うようになり、料理人としての本来の自分と向き合っていく姿が描かれていきます。
紫紋の心が少しずつ溶けていく過程は、視聴者にとって大きな見どころになりそうです。
【マリアの“過去”が物語の鍵】
優しさの裏にあるマリアの秘密や、なぜ尽果の町にいるのかという背景は、物語を通して明らかになっていきます。
彼女自身も決して順風満帆な人生ではありませんが、その過去が現在の穏やかな表情につながっていると知ると、さらに物語に深みが出てきます。
マリアの真実が少しずつ明かされるにつれ、視聴者は「誰かを癒すということは、どういう意味なのか」と考えさせられる内容になりそうです。
【“料理が心を救う”演出に注目】
本作は“美味しそうな料理”が単なる画面の彩りではなく、キャラクターの感情や関係性を象徴しています。
何気ない一皿が、紫紋や訪れた人たちの人生の転機になることもあり、食をテーマにした作品ならではの温かい演出が魅力です。
料理シーンの丁寧さや所作にも注目が集まりそうですね。
まぐだら屋はどこにある?ロケ地について
北海道寿都町がロケ地となっていました。
公表されている情報では、撮影は主に北海道寿都町で行われています。
ネットから情報を探ってみたところ、地元誌やSNS情報でも紹介がありました!
しかし、残念ながら町内の場所の特定ができませんでした。
なんといっても、断崖絶壁にたたずむ食堂が気になります。
- 日本海を望める場所
- 崖沿い
この2点がそろう場所に食堂を建てての撮影が行われたそうです。
“尽果”という架空の町を表現するため、北海道寿都町の静かな港町や雪深いエリアがいくつか使われているようです。
また、もうひとつの情報として、
「料亭大宮一の家」が使用された
という投稿を発見!
主人公の青年及川紫紋 は、かつて銀華で板前修業をしていたとなっています。
お店の名前「銀華」の木彫りの看板が玄関に置いてありますので、間違いないでしょう。
料亭大宮一の場所について
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-276
- 最寄り駅は JR大宮駅 東口で、駅から徒歩約15〜18分ほど。
- 近くには 武蔵一宮氷川神社 の参道があり、神社に近い静かな立地。
【予算の目安】
- 昼:およそ 6,000〜7,999円あたり。
- 夜:だいたい 10,000〜14,999円あたり。
【料理・雰囲気・利用シーンの特徴】
- 「一の家」は 明治18年創業 の歴史ある老舗料亭で、 数寄屋造りの和の建物、静かな庭、個室や大広間、和の空間 が整っています。
- 季節の食材を使った本格懐石料理が楽しめ、料理の見た目・味ともに上質。訪れた人のレビューでも「静かな個室でゆったり」「庭の雰囲気が素敵」と高評価です。
- 記念日、ご家族のお祝い、法事、接待、神社参拝後のお食事など、特別なシーンに使われることが多く、落ち着いた和の雰囲気と懐石料理ということで、格式がある“和の空間”として利用されています。
- 過去に映画・ドラマのロケ地になったこともあるらしく、和風建築・和室・庭・数寄屋造りの雰囲気が映像作品にも合うようです。
是非とも、ドラマと併せて立ち寄りたい場所ですね!
まとめ:「まぐだら屋のマリア」キャスト紹介と見どころ!ロケ地についても
- 原作は原田マハの小説『まぐだら屋のマリア』
- テーマは「料理 × 癒し × 再生」で心温まる世界観
- 尾野真千子がマリア役、繊細な演技に期待
- 主人公、藤原季節演じる紫紋の“心の再生”が物語の軸
- 食堂「まぐだら屋」は人々の心を救う場所
- 料理シーンの丁寧な描写は大きな見どころ
- ロケ地は北海道寿都町が中心で映像美が魅力
- ロケ地、主人公、紫紋がかつて板前修業をしていた「銀華」という料亭は、「料亭大宮一の家」だったことが分かった
「まぐだら屋のマリア」がNHK BSで再放送されます!
全編2025年11月29日(土)夜9時00分~10時29分
後編2025年12月6日(土)夜9時00分~10時29分
見逃せません!

