高知県を拠点に、ユーモアと温かさあふれる作風で人気を集める絵本作家・柴田ケイコさん。
「パンどろぼう」や「おいしそうなしろくま」など子どもから大人まで幅広い世代に愛される作品を数多く手掛けてきました。
2025年6月には TBS系情熱大陸にも登場!
その創作の裏側や家族との日常が初めてテレビで広く紹介されます。
彼女が漫画家ではなく、絵本作家として歩み始めたきっかけは「ある母としての思い」にありました。
この記事では、柴田ケイコさんのプロフィールや学歴、これまでの経歴に加え長男とのエピソードや代表作などについても紹介します!
柴田ケイコ:学歴やプロフィール(Wiki)
こんや11時放送
— 情熱大陸 (@jounetsu) June 29, 2025
MBS/TBS系 #情熱大陸
/#絵本作家/#柴田ケイコ
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納期に追われながらも
描きたいテーマを自問する日々だが、
常に考えているのは読者のこと。
「人の欠点や短所を無理に直すより、
持ち味を伸ばす」
自身の子育てを通じて絵本に込めてきた想いは、… pic.twitter.com/1mAeneTmuN
柴田ケイコさんは、1973年生まれの52歳、高知県のご出身です!
活動されているお名前は、旧姓の柴田を使用されています。
- 本名:橋本啓子(旧姓・柴田を芸名として使用)
- 生年月日:1973年7月9日
- 出身地:高知県高知市
- 年齢:52歳(2025年6月時点)
- 学歴:奈良芸術短期大学美術科ビジュアルデザインコースご卒業
高校・短大では美術漬けだったそうです。
高校時代は絵画塾にも通い専門書を集めた本屋で影響を受けていました。
奈良芸術短大での学業では、ビジュアルデザインを専攻され、卒業後の進路を決定づける原点となったとされています。
柴田ケイコ:経歴やキャリア
【グラフィックデザイナー志望⇒印刷会社勤務】
奈良芸術短期大学美術科ビジュアルデザインコースをご卒業後は、香川高知の印刷会社に勤務。
グラフィックデザイン志望だったがオペレーター業務だったため退職されています。
【デザイン事務所へ転職⇒29歳でフリーに】
仕事にイラストの要望が増え、デザイン会社でイラストも担当されました。
29歳で独立し、2002年よりフリーイラストレーターとして活動を始められました。
【絵本作家デビューは43歳!】
35歳から絵本制作に取り組み2016年に「めがねこ」でデビューされています!
その、「めがねこ」を創作されるまでの経緯について、「母としての想い」があったことを公表されていました。
柴田ケイコ:長男への想いから漫画家?ではなく絵本作家へ
子どもが弱視だったことや、早く気づけなかった後悔があったこと。
眼鏡をテーマにした絵本を作りたいと思ったのが絵本作家のきっかけとなった!
子どもさんが3歳で弱視となりメガネを嫌いになってほしくない一身で「めがねこ」を創作。
8年の歳月をかけて完成させ出版へと至りました。
柴田ケイコ:「めがねこ」誕生の背景について
長男が3~4歳の頃、絵本を逆さに読んだりテレビに顔を近づけたりしていたため検診を受けたところ弱視と診断されました。
3歳児検診で早く気づけなかったという後悔と、眼鏡ってかっこいいと思って欲しいという強い思いが芽生えたそうです。
歯医者のことや、薬についての絵本はあるのに、メガネをテーマにした絵本がない。
じゃあ自分で作ろう!
と決意されました!
しかし、当時は絵本なんて無理…と自信もなかったことや、忙しさにも負われていました。
柴田ケイコ:自分でも作れるかも…そこからの一歩
29歳で独立し、グラフィック&イラストの仕事をしていた柴田さん。
弱視の子の経験から、アイデアが温められ”出版社・手紙社”に相談を持ちかけます。
「うちから出しましょう!」と後押しを受け、2016年に「めがねこ」が出版されます。
実際には長男が小学5年生になるまで出版に至らず、本人も少し遅かったねと語っています。
しかし、読み聞かせを通じて子どもたちの反応もひろい、絵本作成制作の奥深さと楽しさを再確認したそうです。
柴田ケイコ:家族との日常が創作に反映
- 絵本制作には、子どもとの日常がインスピレーションの源になっています。
- 中でも長男の弱視体験がなければ「めがねこ」は生まれませんでした。
- 夫は、地元高知県出身。家族での帰省など暖かな家族時間が創作の糧になっているそうです。
家族と創作のバランスは、「得意なことで家庭を作る」という姿勢が基本となっています。
それは読者に温かい日常の絵本として伝わっています。
柴田ケイコ:子育てと絵本制作の両立
- 二児の母として長男(2005年生)と次男(2007年生)、大学1年と高校3年(2025年時点)の子どもさんの子育てと向き合っておられます。
- 保育園での読み聞かせボランティアを約8年間続け、絵本の力を実感!「読み聞かせされた日は授業もスムーズ!」「子どもたちが楽しみにしている」と教師からの反応の声も多数あるそうです。
- 自分が外で遊ぶのが苦手なため、インドア中心の育児だったそうです。代わりに「絵本読み」が日常に溶け込んでいたと語っておられます。
「親も子も、できないことはできなくていい」子供の個性を尊重しながら「悪気のない失敗」を受け止める方針が、「パンどろぼう」の作風にも強く影響をしているそうです。
柴田ケイコ:代表作や受賞
しろくまシリーズ(PHP研究所)累計16万部、複数の絵本賞を受賞。
パン泥棒シリーズ累計450万部突破の大ヒット!奇妙で憎めない主人公と、ユーモアのある設定が人気となっています。
- 2003年:JEANSFACTORY現代美術賞優秀賞
- 2017年:リブロ絵本大賞「おいしそうなしろくま」
- 2020年:リブロ絵本大賞、TSUTAYAえほん大賞「パンどろぼう」
絵本作家として活動され、「おいしそうなしろくま」や「パンどろぼう」で多数受賞し、全国区に広まり、その名を印象付けました。
【情熱大陸】柴田ケイコ長男への想いから絵本作家の道へ?理由や学歴Wikiプロフィールも
- 柴田ケイコさんは、1973年生まれの52歳、高知県のご出身です!活動されているお名前は、旧姓の柴田を使用されています
- 絵本作家として活動のきっかけは、長男の弱視診断によりメガネを肯定したい思いから絵本を発案されました
- 柴田さんは、子どもとは絵本を通して一緒の時間を過ごし、今でもボランティアの読み聞かせも継続されています
- 柴田ケイコさんの絵本作家としての活動の根底には、長男の体験や、次男の反応、夫との生活全てが創作の源になっています
- 絵本作家として活動され、「おいしそうなしろくま」や「パンどろぼう」で多数受賞し、全国区に広まり、その名を印象付けました
柴田ケイコさんが情熱大陸(6月29日放送)に出演されます。
番組では最新シリーズ「わすれぽんたくん」誕生の瞬間や、締め切り目前の緊張感も描かれます。
柴田さんも Twitter で「情熱大陸には似合わない私ですが…」 と謙遜しておられます。
どんな内容になるか楽しみですね!