スタントマンは、ドラマや映画で危険なアクションシーンを俳優の代わりに演じ、見るものを一気に引き付け魅了しますよね。
そんな、危険な役を引き受ける女性のスタント、日野由佳(ひの・ゆか)さん。
顔出しなしセリフなしの姿だけ、影の存在とあって謎めいていてどんな方が演じているのか気になります。
そこで、女性スタントの日野由佳さんについて調査。年齢や、プロフィール、家族についてなど一緒に見ていきましょう。
【女性スタント】日野由佳の年齢やプロフィール!
取材を受け、7/15にBS朝日で23時から「自分流」という番組で放送されます。今まで、全てのTV系の取材は断ってきたのですが、子供ができ、色々と考えることがあり、お受けしました。実際、放送されるとなると、恥ずかしくて自分はしばらく放送を見れないかもしれませんが…😅https://t.co/G1EP5XRsjZ pic.twitter.com/o768O6nb19
— 日野由佳 (@punimarugo) July 13, 2023
日野由佳さんは、現在43歳か44歳の可能性。
- 名前:日野由佳(ひの・ゆか)
- 生まれ年:1980年または1981年
- 生れ月日:10月14日
- 年齢:43歳か44歳
- 身長:158㎝
- 所属:スタントチームA-TRIBE
年齢についてですが、日刊SPA!の投稿2015年の記事に35歳とありました。
そこから換算すると1980年生まれの44歳になります。
ただ、2016年更新されていることから、44歳の可能性もありますが、40代であることは間違いないでしょう。
インタビューでは、身長が158㎝で身長差が10㎝以上もある女優さんの吹替をすることも触れられていました。
いかにスタントだと身長差で分かるようではダメ、プロ失格だとも話されています。
身長は日本人女性の平均身長は、文部科学省の「学校保健統計調査」によると、30歳代40歳代共に158㎝台なので、平均身長と言えます。
身長差や体格をいかに分からないように演じるか、素早い動きで顔を隠すなどアクションのみならず多くの技術が必要なことが分かります。
日野由佳さんの生い立ちを見ていきましょう!
日野由佳:生い立ちやスタントになった経緯
スタントへのきっかけは、大学卒業後に友達に誘われた中国武術を習ったことにある
もともと体を動かすことがきで小学校から新体操を始められ中学校までされています。
大学では、舞踊学科に進まれており、チアダンスもされていたようですが、そこからはアクションとは随分はなれた環境ですよね。
体を激しく動かすことは共通しているくらいでしょうか。
大学卒業後は、コンテンポラリーダンスといって、既定のダンススタイルにとらわれない自由な表現を目指す創作ダンスのユニットを組んだり、劇団のオーディションに参加したりしたそうです。
そんな中、友人から中国武術(型を演じる)に誘われたそうですが、このことがアクションの道へと続くきっかけになったようです。
練習場には、後に師匠となる大内貴仁氏が来られていたようで、香港仕込みのリアルなアクションの練習に参加するうち
「表現するのが面白くなっていった」
とインタビューで語られています。
大内貴仁さんは、映画「るろうに剣心」シリーズをはじめ「SP」「黒執事」などでアクション監督を務められています。
この出会いにより、どんどんアクションの世界へ引き寄せられていきました。
しかし、この時もスタントの仕事をするとは思っていなかったようですがアクションをするのが楽しくなり、
仕事になるならやっていきたいな
と思っていたそうです。
そんな時、まさにタイミングよく、大内貴仁さんがアクションの練習場を作るということで稽古をつけてもらうことになったようです。
中国武術からスタントウーマンになるということがつながった出来事だったようです。
その時年齢が25歳。
その時からというと、19年という長いスタント歴となります。
危ない仕事でケガや辛いことはなかったのでしょうか。
日野由佳:辞めようと思ったことも
日野さんが20歳代の頃は、結婚したり子どもができたらやめようとか思っていて、「いつ辞めてもいいや」という気持ちもあったようです。
その頃に、ハリウッドや香港の作品で5カ月くらい海外へ。日本に帰ってくるとアクションの監督から「待っていたっよ。いないとたいへんだったよ」と言われたそうです。
その思いを知ったことで、頑張りたい、この仕事が好きだと考えられたようです。
自分を必要としている人が大勢いることに気づいた瞬間でもあり、これだけの間続けて来られたのは、日野さんのアクションにも定評があることが分かります。
スタントウーマン日野由佳のアクション
俳優さんの代わりにアクションを演じることを「吹替え」と呼ぶそうです。
日野由佳さんの仕事内容は多岐にわたります
- 階段から転げ落ちる
- カーアクション
- 格闘シーン
- 俳優さんへの殺陣やアクションシーンの立ち回りの稽古つけ
- 撮影前のビデオコンテの制作でのアクションシーンを担当
- ゲーム制作会社のモーションキャプチャー(人の動きをデジタル化するシステム)の仕事も
ゲーム制作へのアクションシーンでも関わっておられるのが分かり驚きましたが、単に、影武者として演じる他にも、俳優さんへの稽古付けなど多岐にわたりご活躍されています。
スタントウーマン日野由佳:プロフェショナルな精神
日野由佳さんは、数々のアクションの依頼がある中で、無理だと思えばやらなくていいと言われることもあったようです。
しかし、前日からみんなで準備している中で無理とは言えない。
何もせずにできませんと言いたくないと言い切っています。
得意なアクションは、殴る・蹴る・投げる・投げられるといった格闘系ですが、ビルから飛び降りるようなアクロバット系や、カースタントも演じられています。
格闘系だけでなく、カースタントなど危険な役も演じられる数少ない女性スタント日野由佳さん。
海外からの依頼も絶えない人気のスタントウーマンということが良くわかります。
この仕事は映像になった時に疲れが吹っ飛び、ストレスフリーとも話されています!
日野由佳:結婚や子どもは?
夫が娘と買ってきてくれました。
— 日野由佳 (@punimarugo) February 2, 2023
家事育児に加えて私の世話。ありがたい。 pic.twitter.com/FlRD0suJGt
子どもは、娘さんが一人で6歳!
結婚年は特定できず
結婚がいつだったかは、調べましたが公表されていませんでした。
Xによると、2024年3月の投稿で娘さんの誕生日で6歳になったとありました。もうすぐ小学生ということも言われています。
2025年には、ランドセル姿の娘さんの写真も見られるかもしれませんね。
また、旦那さんについては、誕生日にiPadをプレゼントしてもらったりと、家族仲睦まじい様子が垣間見られます。
骨折の時には、娘さんと旦那さんからということで、「祝!初骨折」のプレート付きのショートケーキを買ってきてくれたXの写真もあり、辛い状況でも楽しませてくれる家族の存在のようです。
家族の事も気になりましたが、骨折が2023年で最近の出来事であることにも驚きです。
これまで大きな怪我無くされてきたことは、体の守備能力や柔軟性があり、やはりプロとしての意識がとても高いことが分かります。
【女性スタント】日野由佳:受賞や出演作品について
日野由佳さんは、日本俳優連合のアクション部会が主催のジャパンアクションアワード
第一回ベストスタントマン賞
第三回ベストスタントマン賞
の2回の受賞をされています。
主な作品には、
【メーンキャストのスタント】
るろうに剣心
図書館戦争
ガンツ
【中国作品】
スペシャルID 特殊身分
【ハリウッド作品】
バイオハザードV
【モーションアクター】
※ゲームやCG映画のCGキャラクターの動きのモデル
メタルギアソリッドV
無双シリーズ
鉄拳シリーズ
モンスターハンターシリーズ
二度もベストスタントマン賞受賞されており、映画では、メインキャストのスタントや、海外映画にも出演されています。
また、ゲーム上でのキャラクターの動きのモデルを担うなど、従来の枠をはるかに超え時代と共に要求される技術も高まってきていると考えます。
その高度な要求に対応できる日野さんの順応性は優れており、代わりとなる人がいないことは受賞で裏付けできますよね。
まとめ:【女性スタント】日野由佳の年齢とプロフィールなど経歴!スタントになったきっかけ
- 日野由佳さんは、現在43歳か44歳で身長158㎝
- 第一回ベストスタントマン賞、第三回ベストスタントマン賞を受賞されている人気の女性スタント
- 映画スタントでは、メーンキャストとして「るろうに剣心」「図書館戦争」「ガンツ」や、海外の「バイオハザードV」でも吹き替え
- ゲームやCG映画のCGキャラクターの動きのモデルとしても、「鉄拳」シリーズなど数多くの作品に携わっている
- 家族は、旦那さんと娘さんは6歳(2024年12月時点)で一人おられます。とても仲の良い明るい家庭を築かれています
骨折など、ケガがつきもののお仕事ですが、作品が仕上がると疲れが吹っ飛ぶそうで、この仕事にはストレスを感じていないそうです。
女性のアクションシーンで格闘場面に出くわすと、もしかしたら日野由佳さんかも!そんなことを想像して見ると作品の楽しさが倍増しそうですね!
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