山口馬木也(やまぐち まきや)さんは、映画やドラマ、舞台と幅広い分野で長く活躍してきた俳優です。
名前は聞いたことがなくても、「あ、この人見たことある」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、美術大学出身という少し珍しい経歴を持ち、俳優としての歩みも決して平坦ではありませんでした。
長い時間をかけて経験を積み重ね、近年あらためて注目を集めています。
この記事では、山口馬木也さんの本名やプロフィール(wiki)、芸名の由来、異色の経歴や下積み時代を中心に、その人物像をわかりやすくご紹介していきます。
山口 馬木也(やまぐち まきや):プロフィール(wiki)
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山口 馬木也(やまぐち まきや)さんは、本名:槙矢 秀紀(まきや ひでのり)、1973年生まれの52歳(2025年時点)岡山県(総社市)の出身です!
- 名前:山口 馬木也(やまぐち まきや)
- 本名:槙矢 秀紀(まきや ひでのり)
- 生年月日:1973年2月14日
- 年齢:52歳(2025年時点)
- 出身地:岡山県(総社市)
- 血液型:A型
- 身長:180cm
- 学歴:京都精華大学芸術学部洋画学科卒業
- 職業:俳優
- 所属:SHIN ENTERTAINMENT(所属事務所)
- 特技・趣味:乗馬、剣道、殺陣、ドラム、ジャンベ(アフリカ民族楽器)、絵を描くこと
山口馬木也さんは、多様な演技力と身体能力を生かし、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍してきた俳優さんです。
これから次の「芸名由来」では、名前にまつわる面白いエピソードを紹介しますのでぜひ読んでくださいね。
芸名「山口馬木也」は友人が名付け親?由来を解説
山口馬木也さんの芸名は、
姓名判断に詳しい友人が付けられたそうです。
本名の読み「まきや」を活かしつつ付けてもらったものです。
本名は「槙矢 秀紀(まきや ひでのり)」ですが、珍しい苗字であり、俳優として活動するにあたって印象に残る名前にしたいという思いもあったようです。
その際、「出身地の岡山の隣が“山口”ということから”山口”を名字に使ってみよう」というアイデアが出たそうです。
また、「馬」が相性が良いということで、”馬木也”となったそうです。
ちなみに、この“山口”という名字について山口さん自身は、「岡山の隣は広島だから…(笑)」と冗談まじりに反論したというエピソードもありますが、語感や文字の並びの良さから結果的に気に入って使っていると語っています。
私は、この名前のエピソードを知ると、名前に本人のルーツと遊び心の両方が込められているようで親しみがわきます。
漢字の選び方や由来のユニークさは、俳優としての個性にもつながっているように感じます。
山口馬木也:経歴
美大時代 — 絵本作家を夢見た学生時代
山口馬木也さんは、京都精華大学の美術学部洋画専攻を卒業しています。
美術大学では絵を学び、当時は絵本作家を目指していたという意外な過去もあります。
実際、自作の絵本を描いたこともあると書かれている記事もあり、絵とストーリーをつなげる創造力が若いころから豊かだったことがうかがえます。
美大で鍛えた観察力や表現力は、後の役者としての演技にも役立っているかもしれません。
絵を描く時間は、きっと役づくりや感受性を深める素地になったのではないでしょうか。
初めての俳優仕事 — 映画デビュー(1998年)
俳優としてのスタートは、1998年公開の映画『戦場に咲く花(原題:葵花却)』への出演でした。
オーディションに合格し、俳優デビューを果たしたという記事情報があります。
この時点ではまだ経験も浅く、俳優としての手応えをつかむまでには時間が必要でしたが、ここが山口さんの映像作品デビューの原点になります。
舞台デビューと演技の基礎(2000年)
映画デビューの後、2000年には蜷川幸雄演出の舞台『三人姉妹』に出演し、初舞台を踏んでいます。
舞台は映画やドラマとは違い、生の空間で演技をするため、表現の幅を広げるうえで大きな経験になったと考えられます。
舞台での経験を積んだことで、身体表現や声の使い方にも磨きがかかり、以降の演技活動にも好影響を与えています。
ドラマ・映画・時代劇で活躍(2000年代〜)
2000年代に入ると、山口さんは映画とドラマの両方で活躍の幅を広げていきます。
2000年 映画『雨あがる』出演(テレビ・映画でのキャリアを加速)
2003年 ドラマ『剣客商売』(藤田まことさん主演)で秋山大治郎役として出演し、時代劇での存在感をしっかりと示しました。
この頃から『水戸黄門』など、数々の時代劇にも出演しており、安定した演技力で視聴者からも印象を残していきます。
このあたりから、「ただの端役ではなく、物語の中で重要な役を担える俳優」としての評価が高まっていきました。
NHK大河ドラマへの出演
山口さんは、NHKの大河ドラマにも複数回出演しており、ここでも着実にキャリアを重ねています。
- 『北条時宗』
- 『八重の桜』
- 『麒麟がくる』
- 『鎌倉殿の13人』
- 豊臣兄弟(2026年放送予定)
といった歴史ドラマで存在感ある役柄を演じています。
大河ドラマは放送規模が大きく、多くの視聴者に名前と顔を印象づけるチャンスになります。
こうした積み重ねが、後の幅広い役柄への対応力につながったと感じます。
他の映画・ドラマ出演(多彩な作品群)
山口さんは、映画やドラマの出演作品も非常に多く、ジャンルを問わず幅広い作品に登場しています。
たとえば…
映画『告白』『悪の教典』『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』などの映画作品でも存在感を発揮。
ドラマでは『JIN -仁-』や『ぼくらの勇気 未満都市2017』など、時代劇以外の作品でも活躍しています。
こうした多彩な役柄をこなせることが、ベテラン俳優としての信頼につながっているのでしょう。
山口馬木也さんの俳優人生は、美術大学という異色のスタートから、映画・ドラマ・舞台と着実にキャリアを重ねてきた歩みそのものです。
ひとつひとつの現場で演技力を磨き、幅広い作品に出演してきたことが、今の存在感につながっています。
山口馬木也:遅咲きで注目された出世作品とは?
山口馬木也さんが俳優として 全国的な注目を集めるきっかけとなった作品は、
2024年公開の映画『侍タイムスリッパー』です。
これまで俳優として長年現場を積み重ねてきた山口さんですが、この作品が初めての長編映画主演作となりました。
【侍タイムスリッパ―について】
『侍タイムスリッパー』は、幕末の会津藩士・高坂新左衛門が雷に打たれて現代にタイムスリップし、時代劇の撮影所で“斬られ役”として奮闘するという、笑いと感動のある物語です。
山口さんはこの主人公・高坂新左衛門役を演じています。
公開当初は1館だけの上映でしたが、SNSや口コミで話題が広がり、全国300館以上に拡大される大ヒットとなりました。
山口さん自身も、この作品について「奇跡のような出会い」と語るほど、俳優人生にとって特別な作品になっています。
『侍タイムスリッパー』で主演男優賞を受賞!高評価
『侍タイムスリッパー』で山口馬木也さんは、第67回ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞しました。
ブルーリボン賞は、在京スポーツ紙の映画記者が選ぶ映画賞として知られ、映画界で高く評価されている賞のひとつです。
受賞の際、山口さんは涙ながらに感謝の気持ちを語っており、この役にかけた思いが多くの人に伝わったことがうかがえます。
また同作は、作品賞も受賞するなど映画そのものの評価も高く、山口さんの演技が作品全体の評価を押し上げたとも言われています。
この作品での山口さんの演技は、長年の経験が凝縮されたような深さと説得力を感じました。
これまでの俳優人生を積み重ねてきたからこそ、生まれた“味”のある演技だと思います。
まとめ:山口馬木也の本名などwiki経歴!芸名は友人が名付け親?遅咲きの出世作品とは?
- 山口馬木也(やまぐち まきや)さんは、岡山県出身の俳優で、本名は槙矢秀紀さんです。
- 山口馬木也(やまぐち まきや)さんは、1973年生まれの52歳(2025年時点)です。
- 京都精華大学美術学部を卒業しており、絵本作家を志していた時期もある異色の経歴を持っています。
- 芸名「山口馬木也」は、姓名判断に詳しい友人に相談して付けてもらった名前だと紹介されています。
- 「山口」という名字は、出身地に近い地域名や語感の良さなどから選ばれたと伝えられています。
- 1998年の映画出演をきっかけに俳優活動を始め、舞台・映画・ドラマで長い下積み時代を経験しました。
- 時代劇や大河ドラマなどにも多数出演し、安定した演技力で着実にキャリアを積み重ねてきました。
- 2024年公開の映画『侍タイムスリッパー』で初主演を務め、主演男優賞を受賞するなど大きな注目を集めました。
長い時間をかけて積み重ねてきた経験が、今の山口馬木也さんの演技にしっかり表れています。
これからも、深みのある演技で多くの作品に出演され、私たちを楽しませてくれることでしょう!


