升本フーズ・塚本社長飲食業が嫌いだった？家業を継いだ理由！亀戸升本こだわり【カンブリア宮殿】

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創業から１１９年つづく「升本フーズ」の会長兼社長である、塚本光伸（つかもと・みつのぶ）さんがカンブリア宮殿に出演。

昨今の、物価高騰や気候変動など作物への影響など、飲食業界が直結する問題は多い。

国内約４００社ある企業のうち１００年以上続く企業は約１％だそうです。

升本フーズの事業を１００年以上継続・発展させてきた塚本社長はどんな人なんでしょう！

飲食業が嫌いだった過去についても、プロフィールや経歴と合わせて一緒に見ていきましょう！

升本（ますもと）フーズ塚本社長：プロフィール

升本フーズの塚本光伸社長は、１９５１年生まれの７３歳！
兄妹はお二人お姉さんと弟さんがおられます！

７３歳とは思えない年齢を感じさせない、笑顔の素敵な方ですね！

  • 名前：塚本　光伸（つかもと・みつのぶ）
  • 生まれ年：１９５１年
  • 出身地：江東区亀戸
  • 年齢：７３歳（２０２４年時点）
  • 兄弟：姉（２歳上）弟（１０歳下）
  • 株式会社升本フーズ・代表取締役

塚本社長：なぜ家業が嫌い?!どのような経緯で継ぐことになったのか！

塚本社長は小さい頃から飲食業が大嫌いだったが、不動産業で失敗をした時、飲食業に助けられたことがきっかけで家業を継いだ！

なぜ、家業が嫌いだったのかは次の章で紹介します！

１９５１年
明治３８年から続く居酒屋を営む塚本家の長男として誕生
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幼少期
仕事に明け暮れる父母を見て、飲食業に嫌気がさす
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１９６９年
高校卒業時に家出同然で大阪へ
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大阪で７カ月経った頃
父が病気になり店のことを頼むと懇願されるが首を縦には振らず
「手伝いなら」と帰る
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１９７０年
父が亡くなり母・塚本美恵が店主になる
江戸の亀戸大根を復活させる
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１９７６年（当時２５歳）
姉が結婚し家業を手伝うことになり「これ幸い」と一旦家を出る
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家業を放棄し「独立」
不動産の仲介業と別の飲食業をはじめる
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仲介業は一時多額の収入を得て、新たに多摩で懐石料理の店を開業
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後に、資金源の不動産事業が失敗。一時倒産の危機に！
※このとき、飲食業に救われる
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１９８８年
正次郎の長男塚本光伸が株式会社升本フーズ設立
飲食業を数多くオープン・社員食堂の受託運営を開始
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１９９８年
割烹升本全焼
江戸料理屋　亀戸升本（かめいどますもと）として再建する
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２００１年
弁当製造販売事業を開始
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２００５年
すずしろ庵オープン

その後も、
マクロビオティック和正食弁当や特選会席弁当「匠味シリーズ」など展開。
農林水産省：優良外食産業総合食糧局長賞地産地消部門受賞

塚本社長：過去、飲食業を嫌い憎んでいた理由！

塚本社長は、小さい時から両親が飲食業を営む姿を見て育ちました。

「飲食業が大嫌いだった」ことや、「飲食業に父と母を奪われた」と憎んでいたとも話されています。

両親が休む間もなく朝から晩まで働き、疲れ果てて眠る母にお腹が空いていることさえ言えなかったそうです。

不動産で倒産の危機を救ったのは飲食業だった！

お父さんの病気が分かり呼び戻されましたが、家業を手伝う事で家を出て、不動産と飲食業を始められます。

塚本さんは、不動産業で約２億近い収益を得たが、後に失敗。

その時、友人を通じレストランの店舗運営などで危機を脱したそうです。

このころに、シダックスの志太社長とも出会われ、飲食業再生の話もあり、今でもお付き合いが続いているそうです！

塚本さんは、「労働時間も長い、休みも少ない、給料もよくないのになにがいいんだ」と思っていた飲食業に救われたそうです。

塚本社長：飲食業に「光」をみつけた出来事

塚本社長がたまたま行った箱根でとてもいい旅館や施設を発見。

「うかいグループ」の経営と知り、鵜飼貞男（うかい・さだお）社長に４度目のアプローチでやっと会え、話を聞くことが出来た。

鵜飼社長がある衝撃の手紙をみせてくれた。

自殺を決めていた二人が箱根のガラスの森美術館に行き、感動を受け、自殺を思いとどまった。決して今も裕福ではないが、今は楽しく生きている
引用：飲食の戦士たち

という内容だった。

「飲食業は人を救うことが出来るんだ。自分は何をやっていたんだろうか」

と４０代も半ばを超え、飲食業の「光」を目にした思いだったと語られています。

塚本社長の飲食業への思いが、今の升本フーズの発展に繋がっているんですね！

塚本社長：従業員も大切に

升本フーズの経営理念は

一人のお客様への喜び、一人の社員の幸せ

としており、社員の就労面でも伺うことが出来る。

長時間労働が常態化している業種だが、社員の残業時間は一カ月10時間以下（2018年時点）。

それには…

  • 社員に無理な売り上げ計画を立てない
  • 一般の1.2～1.3倍の社員を現場に配員
    引用：イノベーションズアイ

などの対策も。

塚本社長は、お客の満足度も大切だが、従業員の満足度も考えた経営を考えられています。

飲食業を営む両親の陰で、辛い思いをしてきた塚本社長だからこそ、お客さんだけでなく、従業員も幸せであることが絶対的な要素。

「光」が「影」をつくってはいけないという塚本流が伝わってきます！

塚本社長：亀戸升本（かめいどますもと）のこだわり

亀戸升本：まぼろしの大根”亀戸大根”

亀戸大根を復活させたのは、塚本社長のお母さんの美恵さん。

１９６１年～１９６４年頃から栽培されており、明治の頃は栽培が盛んで「おかめ大根」「お多福大根」とも呼ばれていたそうです。

大正初期に亀戸大根と地名の名がつけられました。

住宅化が進み今では幻の大根となってしまいましたがその亀戸大根を契約農家で栽培し、「亀戸大根あさり鍋」や、様々な料理に使われています。

亀戸大根の特徴！

  • 亀戸大根のビタミンCは普通の大根の２倍以上！
  • 普通の大根より茎が白く葉が大きく柔らかい
  • クサビ形に尖った形状の根は約３０㎝（約２００g）と小さい

通常の大根より小さいけれど、ビタミンCが２倍も！

消化もいいし、お肌にも良さそうです！

亀戸升本：マクロビオテティック和正食

亀戸升本の弁当の特徴は、修行を積んだ職人が一品一品を手作りしており、大手のチェーン店にはない、手の込んだ調理法にある。

また、マクロビオテティック和正食は、東洋的な食のバランス（陰陽五行）を取り入れ、有機玄米や有機野菜を使用。

その土地で出来たものや季節に合った食材を厳選し、肉・魚・乳・卵製品・精白糖・化学調味料・保存料・合成着色料など一切使用せず作られています。

また、nウォーターという活性水を使用。

全ての源である水から厳選、おいしさと健康を提供する塚本社長のこだわりはすごい！

亀戸升本　本店：場所

亀戸升本本店
〒136-0071
東京都江東区亀戸4-18‐9

　　アクセス　　　JR総武線亀戸駅北口／東武亀戸線亀戸駅：徒歩７分　　　亀戸駅から約５００ｍ　　　　　　　　　　　　
　　営業時間火～金
11:30～14:30　L.O14:00
17:00～21:00　L.O19:30
土・日・祝日
11:00～14:30　L.O14:00
17:00～21:00　L.O19:30
定休日は月曜
（月曜祝日の時は翌日火曜が定休日）
　　問合せ050-5868-8461　
　　　予算夜￥8,000～￥9,999　
昼￥1,000～1,999
　　食べログ★★★☆☆　3.33
食べログ公式ページはこちら

亀戸升本：お弁当などの注文は公式ページから！

亀戸升本公式ページ：こちらから

直接見て購入したい方は、販売店舗一覧で確認を！

お弁当の販売店舗一覧：こちらから

まとめ：升本フーズ・塚本社長飲食業が嫌いだった？家業を継いだ理由！亀戸升本こだわり！店舗場所や購入【カンブリア宮殿】

  • 升本フーズ・塚本社長は、両親が忙しく働く家業の飲食業が大嫌いだった。
  • 塚本さんは、過去、倒産の危機になるが飲食業に救われたことで、飲食業への印象が変わり家業を継いだ！
  • 鵜飼社長から飲食魚が人の命を救ったことを知らされ、飲食業に「光」を見つけた！
  • 塚本社長は、お客だけでなく従業員の幸せも考えた経営を考えていた
  • 亀戸升本では、東洋的な食のバランス（陰陽五行）を取り入れたマクロビオテティック和正食の提供をしている
  • 厳選食材、とくに亀戸大根の利用や料理には化学調味料、保存料など一切使わず、活性水を用いた料理を提供している

升本フーズの塚本社長がカンブリア宮殿に出演されます！

升本フーズの軌跡や秘話、店舗についての新たな情報が語られることでしょう！

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