向田邦子さんの代表作である、「阿修羅のごとく」を是枝裕和監督がリメーク!
2025年1月9日からネットフリックスにて配信されています。
向田邦子さんの代表作の一つ「阿修羅のごとく」は、1979~1980年にテレビでNHKで放送。
ジェンダー観など考え方が大きく変わった部分をうまく取り入れながら撮影したことを是枝監督がインタビューで明かされています。
また、衣装や料理、家・建物の数々の装飾の品々は、ドラマ設定の昭和50年代半ばを印象付ける大きな役割を果たしていると言えるでしょう!
中でも、家族で囲む食事風景やおいしそうな料理の数々は、その家の暮らしぶりが表現される重要な役割をもっています。
そんなドラマに登場する料理を手がけたのは、フードスタイリストの飯島奈美さん。
そこで、飯島奈美さんについてや飯島さんが代表の”飯島奈美事務所7days kitchin”についても調べてみました!
阿修羅のごとくの料理担当:飯島さんてどんな人?
(つづき)お雑煮なんて、それこそ共同体の歴史が入っているようなものでしょう。それこそ出身地とか、家庭環境とか、料理に影響することっていっぱいある。ー重松清さんが『飯島奈美さんが物語を料理する、ということ。』の中で https://t.co/7r3EJlPh1U【#ほぼ日手帳 #日々の言葉 1/6】#手帳
— ほぼ日(ほぼにち)公式 (@1101complus) January 6, 2025
【飯島奈美さんのプロフィール】
- 名前:飯島奈美(いいじま・なみ)
- 生年:1969年
- 年齢:56歳(2024年1月時点)
- 出身:東京都
飯島奈美さんのお母さんは、保育園の給食作りのお仕事をされていたそうで、子どもの頃から奈美さんも台所が大好きだったそうです。
食べ物や料理に携わる今のお仕事に繋がったのは、お母さんからの影響もあったんですね。
現在の飯島さんの活動など見ていきましょう!
【活動】
フードスタイリストとして、映画、テレビドラマ、CM、広告、雑誌、屋台など食に関する様々な分野で活動
【代表】
「7days kitchin」代表を務められています
【略歴】
栄養専門学校卒業
⇩
CM系フードスタイリストに師事
⇩
1998年に独立
【ドラマへ参入のきっかけ】
独立後、担当したパスコ「超熟」のCMに出演していた小林聡美さんに声を掛けられたことがきっかけで、2006年の映画「かもめ食堂」(荻上直子監督)へ参加。
その後、映画やドラマのフードスタイリングを手がけるようになりました。
【携わった主な作品】
- 東京タワー
- めがね
- テレビドラマの深夜食堂シリーズ
- NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」
- そして父になる
- 海街diary
- 舞妓さんちのまかないさん(Netflixシリーズ)など
NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」では全編の料理を担当されており、ザテレビジョンドラマアカデミー賞・ザテレビジョン特別賞を受賞されています。
ごちそうさんで共演した、俳優の東出さんと、杏さんの結婚式では劇中に登場した、オムレツ・おむすび・柿の葉寿司を振舞ったというエピソードもありましたよ!
丁寧な仕事ぶりが俳優さんにも評価されて、実績も積まれていき今の活動に繋がっていたんですね!
活躍の場は他にもあります!
- 【レシピの書籍化】
「LIFE」全4巻(ほぼ日刊イトイ新聞) - 【雑誌AERA連載】
「シネマ食堂」映画に登場レシピの再現と2009年単行本化
「セカイのきんぴら」連載と2010年~2011年単行本化
書籍や雑誌への連載など幅広く活動をされています!
特に、映画に登場するレシピ本とあれば、料理好きにはたまらない一冊。
「シネマ食堂」を呼んだ方の感想は…
どれも写真がオシャレでレシピも作りやすくできています。
眺めるだけのレシピ本ではなく作っても絶品だらけのレシピ本です。
飯島さんが携わった映画の中のレシピや有名な映画の中の食事のシーンを再現したものが載っていて実際に作ってみたくなる。
おにぎりなどごくごく普通のメニューからハンバーガーやベトナムコーヒーなど日本食にとどまっていません
と、沢山の声が寄せられていました。
料理から映画のワンシーンを思い出せる飯島さんならではの本ですね!
そんな飯島さんは「7days kitchin」の代表でもありますが、どんな会社なんでしょう。
飯島奈美さん率いる「7days kitchin」について
「7days kitchin」では、他2名の方と活動されているようです。
今回の撮影にはグループでの記載はなかったので、飯島奈美さん個人として携われたと推測します。
エプロンや食品の販売もされているようです(インスタグラムにて)
阿修羅のごとくの料理について
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」が捉える女性の怒り。時代を経て今リメイクされる意義とは https://t.co/w0xtOGmd4s
— VOGUE JAPAN (@voguejp) January 20, 2025
「阿修羅のごとく」は、東京の中流家庭竹沢家に生まれた4姉妹を巡る物語。
設定は昭和50年代。4姉妹のいる中流家庭を表現するための料理は、重要な役割を持っていると言っていいでしょう。
ドラマで実際に登場の料理は、
- お寿司屋ビールを家族で囲む食卓シーン
- 母・ふじ(松坂慶子)が縁側で干す小鯵のみりん干し
- 4人の姉妹がおしゃべりしながら握るおむすび
- 鑑開きをしたおもちを揚げて塩を振り皆で食べるシーン
など、素材をシンプルに使った手間のかかった料理やおやつ。
どこか懐かしさもあり、その家の暮らしぶりが表現されています。
また、向田邦子さんはグルメとしてもしられており、妹の和子さんと共に赤坂の街に小料理「ままや」を営まれました。
そこで、出されていた「さつま芋のレモン煮」などいくつかの料理も飯島さんが再現されているようです。
時代の背景も考えながら、食卓に登場する色とりどりの料理にも注目してみてはいかがでしょうか!
まとめ:阿修羅のごとくの料理は飯島奈美さん担当!プロフィールや経歴について
- 飯島奈美さんは、1969年生まれの56歳。東京都の出身です。
- 阿修羅のごとくでは、フードスタイリストとしてご活躍され、昭和50年代の家族の食卓風景を料理を通して表現されています
- 飯島さんは、7days kitchinの代表をされています。キッチンにかんする商品を手がけられています。
- 飯島さんの携わった映画やドラマは、東京タワー・めがね・深夜食堂シリーズ・NHKのごちそうさん・そして父になる・海街diary・舞妓さんちのまかないさん(Netflixシリーズ)など
- 飯島さんはレシピの書籍化もされています!
「LIFE」全4巻(ほぼ日刊イトイ新聞)
「シネマ食堂」映画に登場レシピの再現と2009年単行本化
「セカイのきんぴら」連載と2010年~2011年単行本化など
飯島奈美さんが関わられるドラマ・映画に登場する食卓風景、料理にも注目してみると違った楽しみも生まれるかもしれませんね!
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