桃1玉300万の古山果樹園!古山さんは元エンジニア!プロフィール!世界一甘い桃できるまで(経緯)

桃 300万 古山果樹園 エンタメ

所さん事件ですよで取り上げられた、一個300万円の桃生産者、古山果樹園の古山さん!

実は、元エンジニアだったとか。

いったい、古山さんはどんな方なんでしょう!

プロフィールや1個300万円の桃ろ作ることに至った経緯など調べましたので一緒に見ていきましょう!

古山果樹園の桃1玉300万:栽培は古山さん!プロフィール

古山浩二(ふるやま・こうじ)さんは、1976年生まれの48歳。
古山果樹園の5代目!

  • 名前:
    古山浩二(ふるやま・こうじ)
  • 生年月日:1976年2月23日
  • 年齢:48歳
  • 出身:福島市
  • 家業(職業):古山果樹園5代目(創業明治16年)
  • 最終学歴:工業系大学を卒業
  • 前職:大手電機メーカーのエンジニア(13年間勤務)

古山浩二さんは、大手電機メーカーを13年勤務されたのち、退職され家業の古山果樹園を継がれます。

古山果樹園を継ぐことに至った経緯を見ていきましょう!

古山さんが果樹園を継ぐことを決意した理由(経緯)

古山さんは、工業系の大学を卒業後、大手電機メーカーのエンジニアとして勤務。

かねてより、会社に矛盾を抱えていた。

  • 大手の会社の責任所在があいまいになりやすいことに矛盾を抱く
  • 就業時間内に仕事を終えることより残業時間が多い方が認められるなど、一人一人が正当に評価されないことへの疑問を抱いていた

古山さんは、自分らしい生き方や働き方がしたいと考えた!


2010年4月
大手電機メーカーを退職

最初は果樹園を継ぐつもりはなかったため、業種を絞らず再就職先を探す

以前と同じ業種ばかりが目に留まり、再度会社を辞めた理由を思い返す…
会社での居場所や生き残りばかりを気にする風潮が嫌になったからではないか…

自分で意思決定をし、すべてにおいて責任を負い、その成果が自分に返ってくる仕事がしたい!
その考えが至った時、最も身近にあった農業こそが、自分がやりたい仕事であることに気づいたそうです!

古山さん34歳で、家業の古山果樹園を5代目として継ぐ決意をする!

古山さんは、自分の努力次第で可能性を広げられる、そんな働き方を求めたところに、一番身近な農業、古山果樹園があったんですね!

果樹園を継がれた古山さんは、今までの経営スタイルを見直しから着手されます。

様々な困難もありながら、どのようにして1玉300万円の桃ができたのか、見ていきましょう!

古山果樹園での挑戦

古山さんは「サラリーマン時代の年収を超えること」を決意!

会社員の頃は年収600万円だったそうです。

全責任を負い、結果をだすためにとことんやる!

と安定した職業を捨ててまで、転身した決意は相当なものですね!

古山果樹園古山さん:農産物を直販に切り替える

古山農園では…
農協出荷と、贈答品は直販の経営スタイルだったが、古山さんは、全ての農産物を直販に切り替えることに着手。

【理由】
品質が良い作物を作っても重視されるのは市場が決めた規格。これは、工業製品を作っているのと同じと感じた。

【例】
直販贈答品1キロ:1000円
農協の買取7キロ:2000円
(1キロ:286円)

収益の差は歴然ですね。

農業で稼ぐために…

  • 全ての桃の品質向上を目指す
  • 糖度に重視し、土壌分析を徹底する

という考えに至り、土づくりに乗り出した矢先、大災害に見舞われる。

古山果樹園:東日本大震災による風評被害に

2011年3月、東日本大震災によって福島県が未曽有の被害に見舞われた。

地震と津波の影響で原発事故が起こり福島県が風評被害に。

農産物も価値が一気に下落する。

価格は、5キロ3000円から5000円→最低買取価格の10円!

離農する桃農家もあったそうです。

そんな中、インターネット販売に再起をかけ、踏み切った!

古山果樹園古山さん:インターネットでの破格な販売

ヤフーオークションに出品
1キロ1円でスタートし、落札は200円程度。

アマゾンでは
1キロ5000円で販売開始したが、注文はゼロ。

福島産であるという現実と向き合うことになる。

出品するほど赤字だったが、古山農園の桃を知ってもらうための手段と考え出品を続ける。

そうした中で気づいたのが…

風評被害のあった福島県産の農産物が人気順で検索にヒットする可能性は皆無であることに気づく!

5キロ1000円(1キロ当たり200円)での販売に踏み切る

最安値で販売することで多くの人の目に留まることになる。

結果…
アマゾンの青果と桃の両部門で売り上げ1位を獲得!

購入した方からも「応援しています」「頑張ってください」という言葉もありとても励みになったそうです。

震災の翌年からは、通常価格での販売を再開。

購入者へは、古山果樹園の桃のおいしさを知ってもらうために破格の値段で販売したことを説明した。

翌年以降も…

アマゾン桃部門で1位をキープ。3年連続1位になった!

古山さんが消費者の人と真剣に誠実に向き合い、福島の桃の価値を知ってもらいたい思いが、見事に消費者に届いた結果ですね!

4年目からは、ネット販売を自社サイトに完全移行する。

古山果樹園古山さん:桃の糖度のギネスに挑戦!

放射線の風評被害は検査を厳しくしても安全・安心を訴えてもなかなか消えるものではなかった。

誰にも文句を言わせない品質の桃を作ることで、風評被害を吹き飛ばしたい!

当時の桃の糖度ギネス記録22.2度にチャレンジを決意!

一般的な桃の糖度は11~15度なので、倍の甘さへの挑戦となります。

古山果樹園古山さん:土壌の改良をする

古山さんの農法は、ミラクルミネラルステビア農法!

古山さんは、桃の糖度を上げるために何が必要なのか、土壌分析を行いその結果から「微生物」の存在に注目した。

ミカン農家から、糖度を上げるためには「ステビア」の葉のたい肥を使用していることを知る。

ステビアたい肥は、親の代から使用していたが、含有量が不明。

直接ステビアの葉の粉末を取り寄せ、たい肥屋さんにオリジナルのたい肥を作ってもらった。

また、知人の両氏からウニの殻をもらい畑にまくなどし、土壌の分析を繰り返し行った。

ミラクルミネラルステビア農法には、「自然の物」だけで桃のおいしさを引き出すという方針から成り立っているそうです!

山から海、海から山へと栄養分は循環することを大切に考えられていることが分かります!

また、収穫に至っては、果実が傷むことを避け、未熟な果実を出荷してきた慣習を改め、完熟の果実にみ出荷する流れに変更!

結果…

2017年
ギネス記録(大阪の松本さん22.2度)超えの糖度23.4度の桃を作ることに成功!

毎年20度以上の糖度を誇る桃が実る果樹園として知られるようになった。

以降も挑戦は続き、

2021年にはついに40.5度を記録し、世界一甘い桃が誕生!

この甘さは、JAS規格のジャムの甘さに匹敵。めちゃくちゃ甘いですね!

それが、今回話題となった300万円の桃となった!

古山果樹園:古山さんの挑戦はつづく

古山さんは、

  • 福岡県産の果物の価値を日本一にしたい
  • 福島県の果物をブランド力を上げて、農家全体の価格帯の底上げをしたい
    (例えば、千疋屋で一個3000円の福島県産の桃が並べられるような)
  • 全国に認知されるような自分発信のブランド名を作りたい
  • 古山さんは、農家として1人勝ちするのではなく、職業としての農家の価値を高めたい

と、今後の展望も話されています!

参考:2022年ふくしまチェレンジはじめっぺにて

古山さんは、個人農家では珍しい特注品の非破壊糖度計(軽自動車が買える値段)を使用。

古山さんは、20度以上の桃には、購入者へ糖度を図ったデータをつけて販売。安心感も届ける徹底ぶりです。

2022年のインタビュー記事から現在に至り、テレビでも取り上げられ、福島の果物のブランド化に大きく貢献されています!

古山さんの、信念や努力が消費者にも確実に届けられています!

その、古山さんの桃の種類について紹介します!

古山果樹園:桃の種類と購入について

豊洲TOYOSU ICHIBAサイトからの情報!

種類について…

13度以上桃紅(とうこう)
13度以上あかつきネオ
13度以上美郷(みさと)
13度以上あかつき
15.5度以上とろもも
18度以上光秀
20度以上極秀
23度以上神秀

13度以上の桃紅(とうこう)・あかつきネオ・美郷(みさと)は、2024年8月の価格では、特秀品2kg10000円。

15.5度以上のとろもも2kgは9000円で販売されていました。

23度以上の桃神秀は、1玉108,000円でした。

他にも買い求めやすい商品もありましたよ!

  • とってだし桃(ご家庭用)3980円
  • とろ桃juiceと桃セット5400円
    (ジュース200㎖×2本と桃3~4玉)

注:2024年豊洲TOYOSU ICHIBAサイトの価格

古山果樹園:商品購入方法

先ほど紹介した豊洲TOYOSU ICHIBA!

詳しくは、こちら豊洲TOYOSU ICHIBAサイトページ

古山果樹園の購入サイトでも、2025年の予約販売受付中です!
※発送は2025年のシーズンになります!

古山果樹園購入サイトでは、りんごしぼりジュースもセットで販売されていましたよ!

詳しくは、こちら古山果樹園購入サイト

まとめ:桃1玉300万の古山果樹園!古山さんは元エンジニア!プロフィール!世界一甘い桃できるまで(経緯)

  • 古山さんは、1976年生まれの48歳。元大手電機メーカーのエンジニアで13年間勤務後、退職。
  • 自分が意思決定し、努力したことが自分に返ってくる仕事を探し求めたところに、家業の果樹園であることに気づき、果樹園の5代目となる。
  • サラリーマン時代の年収を超えることを自身に課して、土壌改良に取り組む。
  • 東日本大震災で風評被害を払しょくするため、桃の糖度ギネスに挑戦。
  • 肥料や果樹の収穫のタイミングなど従来のやり方を改良し、見事ギネスの記録を上回る桃を生産することに成功。
  • 古山さんは、福島の福岡県産の果物の価値を日本一にすることや、福島県の果物をブランド化に向けて全体を底上げしたいと願い、努力を惜しまない人だった!

古山果樹園の桃が、私たちを笑顔にし、生活を豊かにしてくれることでしょう!

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