棍棒協会の東樫(あずま・かし)は何者?プロフィールや経歴!なぜ棍棒?活動も【阿佐ヶ谷アパートメント】

東樫 東千茅 プロフィール 経歴 棍棒協会 エンタメ

「棍棒に人生を捧げた男」と聞くと、少し不思議な人物像を思い浮かべるかもしれません。

しかし、奈良県宇陀市を拠点に活動する「東樫(あづま・かし)」さんは、ただの木工家でもアーティストでもありません。

木を削り、棍棒をつくり、それを文化として発信し続ける唯一無二の存在です。

私自身、東樫さんの“棍棒文化”と聞いて最初は驚きましたが、調べていくほどに、東さんがが自然と人の関係性を見つめ直し、独自の視点で作品と思想を形にしていることに深い魅力を感じました。

この記事では、東さんの学歴・経歴・活動背景、棍棒との出会い、そして全日本棍棒協会の活動まで、分かりやすくまとめて紹介します。

スポンサーリンク

東樫(あづま・かし):プロフィール!

  • 活動名:東樫(あづま かし)
  • 生年:1991年
  • 年齢:34歳?(2025年時点)
  • 出身地:大阪府富田林市
  • 現住所:奈良県宇陀市大宇陀
  • 職業
    • 全日本棍棒協会 会長
    • 里山制作団体「つち式」代表
    • 棍棒造形作家/思想家/フィールドワーカー
  • 学歴
    • 関西大学に進学
    • のちに 大学を中退し、里山生活に進む
      (※大学中退は複数のネット情報に記載がありますが、公式発表ではありません)
  • 特徴:里山生活を軸に、棍棒制作・展示・競技化など、多方面から棍棒文化を発信。

東樫(あずま・かし):学歴と人生の転機

「大学を辞めて、自然へ帰った男」

東樫さんは大阪の高校を卒業後、関西大学に進学

大学では弓道部に所属し、全国大会で準優勝経験があるというネット情報もあります。

しかし、次第に都市生活より自然と向き合う生き方に惹かれ、

“自分の生き方を見つめ直すため、大学を中退”

という大きな決断をします。

この選択こそが、その後の里山生活、そして“棍棒”との出会いへとつながる、最大のターニングポイントになりました。

東樫(あずま・かし):里山生活の始まり

2015年頃、東樫さんは奈良県宇陀市の里山へ移住。

ここで東樫さんが始めたのは、

  • 独学での木工
  • 畑づくり
  • 稲作
  • 間伐や山仕事
  • 自然と暮らす研究

という、非常に“手触りのある生活”でした。

こうした生活の中で、木材として向き合っていた木が、次第に「棍棒」として魅力を放ち始めます。

東樫(あずま・かし):棍棒との出会い

東樫(あづま・かし)さんと棍棒の出会いは、特別な計画から生まれたものではありませんでした。

里山で稲作や間伐などの「里山制作」に日々取り組む中、2020年12月の雨の日、伐倒作業で使うために“棍棒のような道具”を自作したことが始まりだったそうです。

杭を打つ、斧の柄をはめるなど、里山作業で実用的に使える道具として試しに作った棍棒でしたが、それを見た仲間たちから「いいね」「欲しい」と予想以上の反応がありました。

この出来事をきっかけに、棍棒づくりは単なる作業道具の枠を超え、東さん自身の活動の軸へと育っていきます。

東樫(あずま・かし):棍棒協会設立へとつながった理由

東樫(あづま・かし)さんが棍棒づくりを個人の制作から「全日本棍棒協会」の設立へと発展させた背景には、公式情報から次の3つのポイントが読み取れます。

1:里山の実作業から自然に生まれた道具だったこと

棍棒は、展示や作品づくりのために生まれたものではなく、里山での稲作や間伐、杭打ちなど、日常的な里山作業の中で必要とされる道具として作られました。

この「生活に根ざした道具」であったことが、棍棒を一過性の作品ではなく、継続的な活動へとつなげる土台になっています。

2:仲間の反応が活動を広げる原動力になったこと

作った棍棒を仲間に使ってもらったところ、「面白い」「欲しい」という反応が返ってきたことが、棍棒づくりを個人の試みから、人と共有する活動へと発展させるきっかけになりました。

この反応を受け、展示やイベント、さらには競技化へと展開していった流れが、後の棍棒協会設立につながっていきます。

3:棍棒が里山保全と相性のよい“参加型の道具”だったこと

棍棒は、

  • 持つ
  • 振る
  • 打つ

といった身体的な体験が分かりやすく、展示・試し打ち・競技(棍棒飛ばし)など、参加型イベントに展開しやすい特徴があります。

そのため、棍棒をきっかけに人が集まり、里山に足を運び、結果として里山保全や地域交流につながる活動へと発展していきました。

東樫は、 なぜ「棍棒」に着目したのか!

公式発信から整理すると、東樫さんが棍棒を選び続けている理由はとてもシンプルです。

棍棒は

  • 里山の実生活から生まれ
  • 人に使われ、喜ばれ
  • 展示や競技を通じて人と自然をつなげられる

道具・表現・交流のすべてを担える存在だったからです。

その積み重ねの結果として、棍棒は単なる木の棒ではなく、「里山文化を伝える象徴」となり、
全日本棍棒協会の設立へとつながっていったことが、公式情報から読み取れます。

東樫:全日本棍棒協会を設立

2021年、東樫さんは里山制作団体「つち式」を母体に、

全日本棍棒協会(ZNKK) を設立。

合言葉は、

「人生を棒に振ろう」

ユーモアを交えながらも、木と身体の関係を探る文化運動を本格化させます。

協会の活動には、

  • 棍棒展示会
  • 棍棒制作
  • 棍棒販売
  • 棍棒飛ばし競技
  • ワークショップ
  • 文化普及イベント

などがあり、SNSでもたびたび話題になっています。


東樫:展覧会『大棍棒展』の成功

500本の棍棒が並ぶ圧巻の世界…

特に大きな反響を呼んだのが、

「大棍棒展」(2022 / 2025)

  • 70種類以上の樹種
  • 約500本の棍棒
  • 触れる棍棒、持てる棍棒
  • 巨大棍棒
  • 棍棒作成工程展示
  • 棍棒文化の解説

など、棍棒の魅力をあらゆる角度から示す展示でした。

2025年には大阪・中之島で開催され、ニュースでも取り上げられるほど注目されました。

東樫:棍棒飛ばし~新しいスポーツ文化へ~

遊びが競技になった!

棍棒文化は展示だけでなく、身体表現やスポーツにも発展。

それが 「棍棒飛ばし」競技です。

ルールはシンプル

  • バットのような棍棒で別の棍棒を打つ
  • 飛距離・打球方向・技術を競う
  • チーム戦も可能
  • 大会や練習会も開催

イベントでは子どもから大人まで参加し、地域の新しいスポーツ文化として定着しつつあります。


東樫=東千茅(あずま・ちがや):著作活動

思想家としての一面も!

東樫さんは「東千茅(あずま・ちがや)」名義で複数の本も刊行。

里山生活での体験や、棍棒を通した身体感覚の哲学などを言語化しています。

棍棒の造形だけでなく、「文化」「思想」として展開する点も、東樫さんならではの魅力です。

おわりに

棍棒から見える、新しい“生き方”東樫さんの活動は、奇抜に見えて実はとても本質的です。

  • 木に触れること
  • 身体で感じること
  • 生活のリズムを自然に合わせること
  • 自分の信じるものに時間を注ぐこと

棍棒はその象徴であり、“自分らしく生きる”というメッセージを静かに放っているようにも感じます。

これからも、東樫さんの棍棒文化がどう広がっていくのかとても楽しみです。

まとめ:棍棒協会の東樫(あずま・かし)は何者?プロフィールや経歴!なぜ棍棒?活動も【阿佐ヶ谷アパートメント】

  1. 東樫(あづま・かし)さんは1991年生まれ、大阪府富田林市出身の棍棒造形作家。
    里山生活を軸に“棍棒文化”を広める独自の活動を行っている。
  2. 関西大学に進学するも、自然と向き合う生き方を求めて大学を中退。
    この決断が後の里山移住や棍棒との出会いにつながった。
  3. 奈良県宇陀市に移住し、木工・間伐・畑仕事などの里山生活を開始。
    自然と密接に関わる暮らしのなかで、木の造形物としての“棍棒”に魅了される。
  4. 2021年に全日本棍棒協会(ZNKK)を設立し、「人生を棒に振ろう」を掲げ文化活動を開始。
    棍棒展示・競技・普及活動を全国に展開。
  5. 『大棍棒展』では約500本の棍棒を展示し大きな反響。
    大阪・中之島などで開催され、SNSでも話題となった。
  6. 棍棒を打ち飛ばす新スポーツ「棍棒飛ばし」を創り、イベントや大会を企画。
    子どもから大人まで参加できる新感覚競技として広がりつつある。
  7. 「東千茅(あずま・ちがや)」名義での著作や思想表現にも取り組み、文化としての棍棒を深化。
    阿佐ヶ谷アパートメントにも出演し、メディアを通じても活動が注目されている。

木と身体をつなぐ独自の世界観を、勇気ある選択と情熱で形にしている東樫さん。

これからの活動にも注目したいですね!

タイトルとURLをコピーしました