”山奥でただひたすら棍棒を振り回す人”として、激レアさんに出演されるのは、東 翔平(あずま・しょうへい)さん。
東さんって何者?どうして、棍棒を振り回す?大棍棒展がある?
棍棒を振り回すに至った経緯や、東さんのプロフィールについて紹介します!
本日10/24(火)、昼12:20〜
— 全日本棍棒協会 (@greatkonbou) October 23, 2023
NHK「いいいじゅー‼︎」
「移住を通して新たな生き方に挑む人々をドキュメント!自然豊かな里山に移住した男性がハマったのは「こん棒」。世界初のスポーツを考え、地元を巻き込んで全国大会を敢行!」https://t.co/qKXoQxJGVR#棍棒 #棍棒飛ばし #全日本棍棒協会
棍棒男はアズマさん:プロフィール
東 祥平(あずま・しょうへい)さんは、1991年生まれの34歳。
活動名は、東 樫(あずま・かし)または、千茅(ちがや)。
大阪府の生まれ。
全日本棍棒協会の会長をされています!
- 名前:東祥平(あずま・しょうへい)
- 活動名:東 樫(あずま・かし)/千茅(ちがや)
- 生年:1991年
- 年齢:34歳(2024年時点)
- 出生地:大阪府
- 全日本棍棒協会会長
- 里山総合制作つち式代表
- 著書:つち式二〇一七/つち式二〇二〇/人類堆肥化計画(創元社)/「棍棒入門」
【経緯】
2015年
奈良県宇陀市に住み里山生活スタート
※この時、関西大学を中退
⇩
2020年
杉山を雑木山に育む200年計画「里山二二二〇」を開始
⇩
2021年
里山制作と並行して棍棒の製造を始める
さらに
「棍棒飛ばし」という競技を考案する
自らを人間社会から落後したと語る東さん。
東さんは、関西大学の学生だった2015年から奈良県宇陀市大宇陀の里山に移住。
大学は中退されたようです。
棚田で米と大豆、畑で落花生、庭で鶏を育てて自給生活をし、草刈りなどの近隣の人の頼まれ仕事で生計を立てておられます。
そんな生き方をする東さんの思想は…
里山は、「共生」ではなく、「癒着」
里山は、生き物たちは、互いを食い物にしながら私腹を肥やしていると考える。
「それぞれが自分勝手に生きようとして遭遇し、場当たり的に生じた総合関係」
参考:THE SANKEI SHIMBUN
と話されています。
「共生」という言葉はよく聞きますが、「癒着」と考えるところに東さんの思考の個性を感じます!
東さん:里山二二二〇プロジェクトを始める
里山全体の生態系が上手く回らないと、癒着できる異種の生物が減り、結果として自分の食糧が十分に得られなくなる。
参考:THE SANKEI SHIMBUN
と東さんは考えた。
自分の事だけやっていても自分の欲望は満たされないことに気づき、「里山二二二〇プロジェクト」を始める。
棚田の裏の杉山を200年かけて雑木山に転換するという。
杉を刈るのに100年、雑木を育むのに100年という。
参考:THE SANKEI SHIMBUN
そんな、里山の生態系を考え、プロジェクトも始められた東さん。
「棍棒」もすべてそこに繋がっているのでした。
東さん:「棍棒」で里山の保護活動!
東さん:国内の問題点から考える
戦後行われた植林により生まれた人口林が放置され、多様な生態系が崩れた。
全国でも里山の保護活動は数多くあるが、「楽しめる活動」でなければ継続はありえないと考えた。
「棍棒」を起点にすればこの課題を楽しみながら解決に導くことが出来ると考えた。
さらに、200年後、より豊かで多種共生の森となっていることを目指して「棍棒運動」を推進されています。
参考:全日本棍棒協会ホームページより
東さん:棍棒との出会い
東さんと「棍棒」の出会いは、2020年12月。
ある雨の日「里山制作」と呼んでいる活動(稲作・畠作・養鶏・間伐で集まったメンバー)で木を伐倒する際に使う「棍棒」のようなものを製作。
それが、「棍棒」との出会いだったそうです。
里山活動には、畑の杭を打ったり、斧の柄を取り付けるのに使ったりと「棍棒」が役に立つ。
東さんは、棍棒製作を2021年春頃から本格的に始めたそうです。
単なる道具以上の魅力を感じた東さん。
出来の良いものをメンバーに渡すと、予想以上に喜んでもらった。
なんと、その場に居合わせた人が、全日本棍棒協会の幹部メンバーとなった。
「ナゼ?棍棒を作っているのか。なぜ、作り始めたのか?」という質問に東さんは…
「棍棒を振るえば分かる」
としか言い表せないそうです!
そんなに、楽しさを得られるものなのか!
興味でしかありません!
東さん:大棍棒展も開催!
「ここでそうびしていくかい?」
— 山下義弘 / ドケットストアの人 (@tyarinko) August 19, 2024
棍棒の「試し殴り」ができる狂威のイベント「大棍棒展」が帰ってくる!
2025年に更にパワーアップした開催を目指して、クラウドファンディングがスタートしています!
早速前売チケット購入がてら、支援させていただきました
pic.twitter.com/4M4GwJmjjM
東さんは、2022年には、大阪「KITAHAMA N GALLERY」で「大棍棒展」開催。
「最初は身内で楽しめれば」の程度でしたが、想像以上の反響。
10日間の会期で来場者数は1000人超。200本中100本以上の棍棒が売れたそうです。
東さんは、みんなが発散できる場を求めているんだということを感じ、「かっこいいし面白い」といった棍棒を多くの人に見てもらいたいと企画したそうです!
テレビや新聞社も多数取材に来たそうです!
全日本棍棒協会:棍棒飛ばしの全国大会がある
棍棒飛ばしは、2チームに分かれて木製の棍棒を飛ばし合う競技で、東さんが考案。
ルール(TIME LINEより引用)
- 攻撃側は、台に置いた小型の棍棒(被打棒)を頑丈な棍棒で殴打。
- 守備側は飛んできた被打棒を棍棒で打ち返したり、手でキャッチしたりして得点を防ぐ。
- 打ち返された棍棒がコート外に出るとゼロ点。
- 飛んだ距離に応じて得点が得られ、遠くに飛ばすほど高得点になる。
今年もやります、棍棒飛ばし全国大会。
— 全日本棍棒協会 (@greatkonbou) July 13, 2023
「プレー棒! 人生を棒に振れ」
去年に引き続き個人戦と団体戦を行います。
個人戦は一般参加可能。
団体戦はあらかじめ協会の認証を受けたチームが参加可能(現在6チーム内定)
観戦無料、飲食店等の出店あり。
詳細は追って。#ZNKKXCUP #棍棒飛ばし #棍棒 pic.twitter.com/fJoiIsU7rB
8日のチーム内紅白戦。リードされて迎えた最終回裏の最終打で見事に逆転する俺。俺が入ってるチームが結局勝つねんなあ#棍棒飛ばし pic.twitter.com/Rko9XApz7S
— 東 樫(千茅) (@shhazm) April 10, 2023
棍棒飛ばし大会は、個人戦と団体戦があるようです!
開催についてや、詳しくはサイトをチェック!
詳しくはこちら→全日本棍棒協会ホームページ
東さんコメントでは…
棍棒やったら山に興味いくし、木に興味いったら山に興味いくし、となって山の活動に関わる人がちょっとでも増えたらいいなぁと思います。楽しいことしてね、結果、いいことやってたらいいんでね」
引用:mbsNEWS
棍棒飛ばしを考案し、活動に結び付けたのも、里山を愛し、保護活動に興味を持ってもらう啓発活動なんですね。
まとめ:棍棒男はアズマさん!棍棒飛ばし大会?大棍棒展!プロフィールや経歴
- 東 樫(あずま・かし)さんは、1991年生まれの34歳、大阪府の生まれ
- 本名は、東 祥平(あずま・しょうへい)さん
- 東さんは、全国棍棒協会の会長の他、里山総合制作つち式代表をされています
- 東さんは、国が行った植林により、生態系の崩れた現状があることから、里山の保護活動を始める
- 里山の保護活動を継続的に楽しく行うために、「棍棒」を使ったイベントを開催。全国棍棒協議会を立ち上げた!
東樫(あずま・かし)さんの里山保護活動が、この先100年、200年受け継がれるために、「棍棒」は大きく貢献すると確信しました!
一緒に棍棒をぶん回し、豊かな里山をつくる、そんな楽しいイベントがこれからも長く続き、私たち一人一人が自然について考える機会を与えてくれることでしょう!
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