こんにゃくから卵?代替卵どんなもの?注目の理由【午後LIVEニュ-スーン5時台】

こんにゃくのイメージと言えば、ヘルシー、ダイエット食、便通改善というイメージが強く、味に厚みのようなものは感じらない、と思っていました。

しかし、午後LIVEニュースーンのタイトル「こんにゃくの可能性」や「卵として色々な料理に使えたり」とあり、ちょっと調べてみました。

こんにゃく粉に関しては、保水性があり化粧品などに使われているということは何となくしていましたが、卵の代わりをできるものなんでしょうか。

噂の「代替卵」はどんなものなんでしょうか?

また、注目されている理由についてまとめてみました。

※記事ではUMAMI UNITED JAPAN株式会社を紹介します。
NHKニュースーン紹介の会社と異なる可能性もありますm(__)m。

代替卵どんなもの?【午後LIVEニュ-スーン5時台】

はじめに、代替卵について調べてみました。

代替卵について

代替卵とは、植物性の原材料を用いて、鶏卵の食感や風味、見た目などを再現したものを指します。読み方は、「だいたいたまご」や「だいがえたまご」などが一般的です。
引用:食品OEM総合サイト

以前栄養士をしていた頃は(20年ほど前💦)アレルギー対応で卵除去は必ずといって申し出のある食品。

アレルギー対応としての代替卵のイメージが即浮かび上がってきます。

現実に、厚生労働省の調査を見ると
(※年齢別食物アレルゲンで小学生5年まで)

1位鶏卵
2位牛乳
3位エビ・カニ

となっており、小児期では鶏卵がもっとも多いアレルゲンとなっており、最も対応を必要とする食材であることも理解できます。

しかし、調べてみると時代の背景と共に代替卵の必要性も多岐にわたってきています。

代替卵:注目の理由

【食物アレルギー・食事制限への対応】

食物アレルギー対応やエネルギーやたんぱく質の制限といった食事制限。

【鶏卵の供給不足や価格高騰への対応】

鳥インフルエンザによる鶏卵の供給不足と価格の高騰があげられるが、代替卵によって安定的な供給ができる。

【ビーガン食への対応】

肉や魚、乳製品、卵などの動物性食品を一切食べないというビーガン食が日本にも浸透しつつある背景がある。

【動物福祉の観点】

「動物福祉」とは人を主体とした主観的な動物愛護ではなく、動物の観点からみた幸福状態を満たすという意味だ。すなわち動物たちの不必要な苦痛を取り除き、動物たちが肉体的精神的にも健康で幸せな状態を指す。
引用:ELEMINIST

社会問題を背景に、動物福祉への貢献を考える人にとって選択肢の一つに挙げられています。

代替卵の開発によって、食物アレルギー、食事制限だけでなく、食品の価格高騰、食事スタイルの変化などにも対応できる商品であることが分かります。

代替卵開発会社を調査

UMAMI UNITED JAPAN株式会社

一番にネット上に上がってきた会社が、UMAMI UNITED JAPAN株式会社でした。

UMAMI UNITED JAPAN株式会社で、UMAMI EGGという代替卵の粉末を開発されていることが分かりました。

【UMAMI EGGについて】

成分を見ると、主にこんにゃくの粉末が使われていました。

すでに、2022年2月販売されていました。

  1. 全卵(黄身・白身)を代替
  2. 植物性100%粉末タイプ
  3. 日本の伝統素材と技術で製造

とされる商品は、こんにゃく粉を主として作られており、アレルゲン28品目すべてに対応しており、コレステロールフリーで低脂質でありながらたんぱく質が摂れる。

これだけでもすごい商品ですが、野菜パウダーを掛け合わせることで卵の風味も再現されているそうです。

卵の「コク」=「味の複雑さ」を再現するため、発酵によって食材を分解する時に使われるタンパク質である酵素に着目。

UMAMI UNITEDの独自開発の酵素技術でコクを200%に増加させたそうです。

日本の食品輸出エキスポでは…

味も香りもタマゴそのもの

タマゴアレルギー対応として給食で使いたい

といった声も寄せられたそうです!

こんにゃくこから作ったとは思えない味と食感のようです!

商品については、公式ページ⇒UMAMI UNITED

UMAMI EGGを購入手続きしました!(私事)

今回とても興味津々で、実際にUMAMI EGG(粉末)を購入してみました。

追記にて、調理したものを画像にて添付できればと思っています!

まだ、届いていないので、数日後になりますm(__)m

UMAMI UNITEDと和菓子屋のコラボも!

EGGフリーどら焼きについて

【御菓子司 新正堂】と【UMAMI UNITED】のコラボ商品。

卵アレルギーのあるお客さんからの要望で実現。

【御菓子司 新正堂】さんは、113年も続く老舗和菓子店の”新たな挑戦”と”美味しさの追及”という想いが合致し実現されたそうです。

選択肢が増えることで食事制限の苦しみから楽しみへと大きく変化する取り組みだと感じました。

代替卵は他にもある

キューピー:HOBOTAMA

キューピーが販売している商品で、豆乳などの植物性食品からつくられており、スクランブル状に加工されています。

冷凍食品のため、湯煎して使用。

カゴメ×2foods:Ever Egg

カゴメ(株)と2foodsの共同開発商品

野菜や植物性原料(白いんげん豆)を主体として作られており、冷凍タイプト常温タイプがある。

常温タイプは手軽に使え便利。

食の多様化で求められる商品のため、徐々に取り組んで商品も増えていきそうですね!

まとめ:こんにゃくから卵?代替卵どんなもの?注目の理由【午後LIVEニュ-スーン5時台】

こんにゃく粉から卵の代わる商品が開発されている。
代替卵と呼ばれている商品である。

  • 食物アレルギー
  • 食事制限への対応
  • 鶏卵の供給不足や価格高騰への対応
  • ビーガン食への対応
  • 動物福祉の観点から、代替卵が果たす役割は大きい。
  • 代替卵は、食物アレルギーなど食事対応に迫られる人への提供に始まり、価格の高騰、食の多様化など様々な観点から必要とされる商品
  • 代替卵には、UMAMI UNITED JAPAN株式会社が開発の「UMAMI EGG」、キューピーのHOBOTAMAカゴメ×2foods共同開発のEver Eggなどがあげられる
  • 御菓子司 新正堂とUMAMI UNITEDのコラボ商品として、EGGフリーどら焼きも開発されており、活用の場も広がっている

アレルギーのみでしか考えられなかった~数年前からすると、食の環境は常に変化しているということも分かった。

みんなが楽しく食事を囲めるためにも、選択肢が今後も増えていくことを期待したいです!

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