夜ドラ「バニラな毎日」に癒されいている一人です。
19話で佐渡谷さんの
「最後の生徒さんは白井さんということで〜」
そんなセリフから始まった最後のお菓子教室。
20話では、これから先を心配する白井さんの不安げな頬に両手を当てて
「私がいる」
と励ます佐渡谷さんの言葉。
佐渡谷さんが白井さんに声をかけたのは偶然ではなかった、本当の理由についても明らかになりました。
いろいろと思い出すと話が止まらないんですけど…
話を戻します…
この20話で焼きあがったパウンドケーキを見て、真ん中にまっすぐぱっくり割れた切れ目に感動していました。
私事ですが、よくパウンドケーキを作っていた時期があったんですが、あの真ん中の切れ目、きれいにはなかなかできないんですよ。
ひと手間作業を加えることで実現します。
面倒でその作業をしない場合、真ん中じゃない横の辺りが割れたりすることもあります。
今回その一手間について、実際に作った時の写メも含めて紹介します!
ドラマのようには綺麗に線のようにはならなかったのですが、愛嬌でお願いいたします。
パウンドケーキど真ん中の切れ目付け方
パウンドケーキの生地が出来て、型に入れて焼く間の作業です⇩
オーブン焼き時間開始から10分経過時に生地の真ん中に包丁で切れ目を入れる!
こんな感じで包丁で生地に切れ目を入れるようにします。

オーブンに入れて10分後、切れ目を入れると、切れ目を入れた生地の部分から水蒸気が出ていくので、中央が割れてきます。
オーブンに入れて10分後くらいに表面に薄い膜が張られてきます
生地が膨らむ過程で水蒸気も発生
中央の薄い膜に切れ目を一本入れることで、そこから水蒸気が抜けていく
という風になります。
【他の方法】
もう一つに方法があるようです。
生地の中央に一本線を引くようにバターを絞って焼く
生地の中央にバターで一本線を引いた部分は膜が張りにくくなり、そこから水蒸気が抜けていくそうです。
バターの方法は私は試したことがないので、途中に作業を入れたくない人はチャレンジしてみて下さい!
焼き上がり写真です!
すみません、ドラマのようにくっきりとまっすぐではありませんが…
もし包丁で切れ目をいれていないと、脇の部分が割けたりすることもあります。
入れなくても、綺麗に焼けることもあります。
興味のある方はチャレンジしてみて下さい!

パインドケーキ作りで気を付けてほしいこと!
- バターを常温に!
- 卵を常温に
- 小麦粉はふるう!
- 焼時間はオーブンの表示を参考に!
主にこの4点があげられます。
材料は、ドラマでも出てましたが、バターと砂糖と卵と小麦粉でシンプル!
「バニラな毎日」の公式ページでは、ルセットを公開。
分量はすべて1ポンド(pound)づつ使うとあったように、全て同量でつくることからパウンドケーキという名前。
作り方にはいろいろな方法があるようですが、基本的なことで気を付けないといけない大切なことがあります。
1.バターについて
作り方1には、「室温にしたバター」とありますが、作ろうと思いたったらすぐに始めたい私は、よく、泡だて器にくっつきながら無理やり混ぜていました。
しかし、レンジで200Wを数秒かけながら(見張りながら)柔らかくできます。
くれぐれもバターが液体にならないよう注意です!
バターを指で押すと凹みがスーっとできるくらいがOKです。
2.卵について
卵もですが、冷蔵庫から出すのを忘れがちで、すぐ使ってしまってました。(せっかちな私です)
これは、せっかくマヨネーズの少し硬いくらいの滑らかな生地に混ぜられたバターが、冷たい卵によって塊ができ、もろもろの生地になるんです。
くれぐれも、「卵も常温」を忘れずに!
【急ぐ時】
30度くらいのお湯に2分~3分漬けちゃいます。
殻を触ってみてほんのりあたたかいくらいでOKです!
3.小麦粉について
小麦粉をふるっておくことは、お菓子つくりの基本んのき。
ざるでもよいので、とにかくダマを残さないことが肝心です!
4.焼時間について
公式ページでは、40~45分の焼時間で記載されていましたが、オーブンによって熱の伝わり方などかなり違いがあります。
我が家の場合「東芝 加熱水蒸気オーブンレンジ」ですが、かなり熱量が強いので35分で焼きあがりました。
5分から10分の違いがあることもあるんです。
自宅のオーブンレンジの取り扱い説明書を参考にして時間の調整をすることをお勧めします。
佐渡谷さん砂糖を一度に!溶き卵入れる回数は?
パウンドケーキの作り方で、砂糖を3回に分けて入れる…と書いてありますが、「バニラな毎日」では、一度に入れていました。
電動ミキサーで混ぜていき、空気を含ませることが出来ればOK!
ここは、作業を省いてもよさそうです!
むしろ、溶き卵を入れる回数は4回に分けてと書いてあることが多いですが、こちらを増やして入れる方が生地がもったりとなります。
匙で少しづつ入れるレシピもあるくらいですので、卵の入れる回数を多めに調整するといいですよ!
あと少し残っているからと、残りを全部入れてしまって、飽和状態が崩れてもろもろの生地になることもあります(過去の経験上)。
卵があと少し…残す勇気が必要なこともあります!
まとめ:【バニラな毎日】パウンドケーキの切れ目がど真ん中!技あり紹介
バニラな毎日で紹介されたパウンドケーキの切れ目についてまとめでした。
- パウンドケーキの切れ目をつけるには、焼き始めて10分経過の頃、包丁で生地の中央に切れ目をいれること
- パウンドケーキ作りの注意点は、バター・卵は常温にし、粉はふるっておく
- 早急に常温にするには、バターは200Wレンジにかけながら様子をみる。液化しないように注意!
- 卵は、30度くらいのお湯に2~3分つけるとよい
- バターに砂糖を入れる時には一度でよいが、溶き卵は回数が多い方がよい
- 溶き卵は、あと少し残りのときに注意が必要!飽和状態が崩れもろもろになることもあるので注意!
手軽なパウンドケーキですが、基本的なことがたくさん詰め込まれた焼き菓子ですよね。
慣れてきたら、小麦粉を10グラムくらい増やしてみたり、ドライフルーツを入れてみたり、アイシングをかけてみたり…
アレンジが多いですので、興味のある方はこの際にチェレンジしてみるのもいいかもしれません!
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